産業記念館は、豊田自動織機やトヨタ自動車などトヨタグループが、グループの発祥の地である、旧豊田紡績本社工場の跡地に設立したものである。
近代日本の発展を支えた基幹産業の一つである繊維機械と、自動車の技術の変遷を紹介している。
当時の工場の壁の一部をしており、のこぎり屋根の形状が壁に残っている。
受付を済ませて繊維機械館に入ると、繊維機械館のシンボルである環状織機が迎えてくれる。
回転円運動で布を織るものだが、どのようにして織るのかさっぱり分からない。
定期的に実演をしているので、それに合わせて見学することをお勧めする。
展示施設の中は、糸の紬ぎ方、人力の機織り、豊田佐吉が製作した豊田式木製人力織機から現在いたる織機の数々が展示してある。
布は交差する縦糸の間を、横糸を通して織っていくのが基本で、横糸はシャトルに巻かれている。
それまで人力で行っていた機織りを、豊田佐吉は自動の織機を開発していった。
横糸はシャトルに巻かれていては生産効率に限界があり、やがてシャトルはなくなり、水の勢いに乗せて横糸を走らせるようになり、現在は空気で横糸を走らせている。
何故軽い糸を水や空気に乗せて走らせることができるのだろう。
これもわからない。
1924(大正13)年に豊田佐吉が作製した「無停止杼交換式豊田自動織機(G型)」
杼とはシャトルのことで、織機を止めることなくシャトルを交換できるものだ。
天井にモーターで駆動されたシャフトが回り、それに平ベルトがかけられて、ガシャガシャガシャと10数台の織機が一斉に動き出すと、子供の頃近所にあった紡績工場の様子を思い出した。
機織りはあまり興味を持っていなかったが、どのように織機が発展していったか、どのような創意工夫がされていったのか、実に面白かった。
明日は自動車館を紹介する。
野遊人
彦根城の開花状況をみると咲き始めたところ。
三女に連絡すると休みだという。
久しぶりに一家6人でのお出かけとなった。
雲がやや多いものの天気に恵まれた一日となった。
青い空をバックに桜と彦根城をパチリ。
彦根城といえばヒコニャン。
彦根城についたとき、ヒコニャンが出演していた。
場内のいたるところでビニールシートを敷いて、お弁当を食べながら花見を楽しんでいる家族が多い。
天守閣を仰ぎ、城下町を見下ろしての花見は、とても豪勢でうらやましい。
花見と彦根城の見学を終えた後は「千成亭別館 華見」で食事。
彦根に来れば近江牛。
ステーキまぶし丼を注文。
丼にはステーキと味噌漬けのステーキが載せてある。
そのまま味わう。
とろろと薬味をかけて味わう。
牛骨からとったスープをかけて味わう。
三種類の味を楽しんだ。
彦根市内で買い物をして帰途についた。
野遊人
ペットとともに旅行や外出する人が多く、高速道路のSAには、ドッグランを設けているところが増えてきた。
先日、カミさんを乗せて第2東名高速道を走った時、まず浜松SAに立ち寄り、モコをドッグランさせた。
我が家の近辺と違うのか、ちょっと引いている。
、続いて静岡SAに立ち寄り、ここでもモコをランさせた。
4家族がペットをランさせていた。
痛々しいくらい小さなチワワ。
この3頭はゲージの中を、所狭しとばかり、文字通りランしまくり。
左の犬はベストだけでなく、ズボンを履いて、しっぽにはカバーがかけてある。
「オシャレ~」と言うと、アレルギー体質で、“衣類”がないと毛が抜けてしまうそうだ。
黒いトイプードルは、孫がねだるので購入したところ、3日で世話を放棄したため、老夫婦で世話をしているそうだ。
写真の女性はチワワの飼い主。
いろいろな犬と遊ぶことができ、また犬を通じて見ず知らずの人と会話を楽しむことができた。
野遊人
会員が作った水車で、釘が一本も使っていないそうだ。
一昨年の豪雨で流され、2代目
見事な紅葉。
国の重要文化財となった碓井峠トンネル群には年間20~30万人が訪れ、香嵐渓には紅葉見学に年間140万人が来ます。
保存再生委員会は、自然と近代遺産を併せ持つ“フットパス”にしようと、モミジの植樹を行っている。
“山おやじ”の名前が付いた大エノキ
幹回り6m、樹高27.5m。樹齢推定200年、本州では珍しい板根
三四五(ミヨイ)の大モミジは幹回り2.1m、樹高18m
県下No.1だそうだ。
もう一つモミジの写真をご覧あれ
このトンネル群が古虎渓駅まで通じると、庄内川のせせらぎを聞きながら、春に新緑、秋に紅葉を眺めながら、近代遺産に思いを寄せるウォークは、他にないだけに素晴らしいウォークとなるのは間違いない。
2年後には開通させたいと委員会の方が言っていたので、期待しよう。
野遊人
後で紹介するが紅葉がとてもきれいだった。
4つあるトンネルの内最も長く333mある。
中を歩くにはランプがないと足がおぼつかない。
ここが終点の出口。
この先に橋脚があるが、橋はかかっていない。
この先にもトンネルがあり、次にある全長607mの7号トンネルが開通すると、古虎渓駅から定光寺駅に中央本線で帰ることができる。
保存再生委員会はトンネルの開拓・調査を行いたいのだが、この先は地権者が名古屋市と多治見市になっていて、行政の壁が高く開発許可が下りないそうだ。
※6号トンネルまでは民間の方が地権者になっていて、地権者の許可を得ている。
先日河村名古屋市長が見学(視察というべきか)に来たそうなので期待したい。
野遊人