先日の、南沢山~神坂山、中央アルプス、大川入山などの山歩きだけでなく、南信州へツーリングするとき、多くの場合R153号線を利用する。
稲武を過ぎて大野瀬トンエンルを抜けてしばらく行くと、「高原コーチン 亀甲苑」の看板があり、ず~と気になっていた。
HPをみると、池の平ワンダーランド内にある民宿で、食事をすることもできる。
メニューは名古屋コーチンの網焼き、ひきずり(すきやき)、和牛のステーキ。
名古屋コーチンは雛を買い、それを牧場で平飼いしている。
この年になるまで、まだ名古屋コーチンは食べていないので、次女とカミさんを連れて行ってきた。
10時に予約の電話を入れ、12時半頃到着する旨を伝えた。
ブロイラーとは歯ごたえが違う。
醤油ダレと塩で味あうが、塩は鶏ガラの出しが絡めた自家製の物。
鶏肉に野菜、ご飯、みそ汁がついて2150円。
自家製の漬物も美味しかった。
店は古民家を移築したもので、囲炉裏に自在鍵が釣るしてある。
以前ブログで、大野瀬の大杉公園(昨年6月に完成)の亀甲石を紹介したが、亀甲苑の近くにも亀甲石が多数あり、大杉公園の物はここから運んだものだ。
これは南アルプスだろうか。
大食漢のボクには物足りないが、久しぶりに炭火焼の肉を美味しく頂いた。
野遊人
どんなものだろうと言ってみると、3つの巨石群がある。
うまく説明できないので、この図を参照してください。
こんな資料室もある。
道の駅に帰りランチを食べる。
私が頼んだものは飛騨牛御膳のカルビ、茶わん蒸し、刺身、天ぷら、お吸い物、フルーツがつく。
食後はお風呂
お風呂は二つしかなく大したものではなかったが、身体がぽかぽかに温まった。
道の駅で地元の野菜と「鶏ちゃん」を購入して帰路についた。
野遊人
ドライブやバイクツーリングには、休憩地あるいは待ち合わせ場所として利用するには好都合。
そんな中で「道の温泉駅かれん」は、温泉と宿泊施設が併設されている。
先日カミさんと三女を連れて訪れた。
近くには滝を眺めながらの散策コースがあり、食事には少々早いので散策してみた。
2kmほどのコースに4つ滝があり、まず「白滝」を見学。
続いて「二見滝」で、二筋の滝ではなく二段滝になっている。
コース上は紅葉が真っ盛りだ。
「紅葉滝」
「鶏鳴滝」には黄金姫伝説がある。
「秘宝の黄金鶏」を探して比叡山から来た黄金姫は、秘宝の黄金鶏の鳴き声を聞いてこの地まで来たが、声は鳴き止み、姿も見えなかった。
そこで滝で身を清め合掌していると、黄金鶏は一声高く鳴き滝に姿を消したと言われている。
写真では分かり辛いが見事な紅葉である。
散策を終え道の駅に戻り、飛騨牛をいただくことになるが、それは明日報告する。
野遊人
大井川長島ダムのダム湖に浮かぶように存在する湖上駅は、列車に乗りことなく徒歩で行ける。
コースの途中から眺めた湖上駅
これからは紅葉が見ごろで、階段がちょっと長いが、他では見られない光景を眺めることができる。
ここから先に車を進めると、絶景を楽しむところがいくつかある。
上は橋から大井川の下流を見たもので、下は上流を見たもの。
写真の中ほどに家が一軒あるが、どうやって暮らしている(暮らしていた?)のだろうと思わずにはいられない。
千頭駅で購入した駅弁、SLのポストカードがついている。
野遊人
大井川鉄道の千頭駅に11時少し過ぎに着いた。
駅でSLの到着時刻を確認すると、機関車トーマスは11時51分に着くという。
駅前の食堂で昼食を食べ、駅舎の無料休憩所で待っていると・・・来ました。
駅前に行き、正面からトーマスを撮ろうとしたが、大勢の子供連れでなかなか写真が撮れない。
平日にもかかわらずすごい人気だ。
孫がいれば連れて来たのに・・・連れて来たのはオミソ。
残念ながら今シーズンのトーマスの運行は12日で終了する。
大井川鉄道は金谷から千頭を走る鉄道で、多くの過疎地を抱えるため経営は厳しいと思う。
それを創意工夫により集客をアップさせようと努力している姿には応援したい。
野遊人