昨日、アソシアホテル豊橋で、当法人透析医療部の研究発表会が開催された。
研究発表会の様子は鈴木さんにお任せして(このように書くと書かざるを得ないよね)ボクは研究発表会終了後、「穂の国とよはし芸術劇場」別名「PLAT」で行われたCUGジャズオーケストラによるビッグバンドジャズを聴いてきたので報告する。
CUGジャズオーケストラは結成25年を迎えた老舗ジャズバンドだが、実は初耳だった。
ホールでの演奏に先立ち、1階の交流スクエアで、豊橋のジャズバンドによる演奏が行われた。
「PLAT」はそもそも演劇鑑賞を主体とした施設で、ビッグバンドジャズの演奏は初めての試みであった。
ジャズと言っても即興演奏を主とするジャズコンボと違い、ビッグバンドジャズはアレンジとソロパートによる組み合わせ、楽器の構成はテナーサックス2、アルトサックス2、バリトンサックス1、トランペット4、トロンボーン3、バストロンボーン1、ピアノ1、ベース1、ドラム1である。
圧巻だったのはマヤ・ハッチさんのボーカル、久しぶりに聞き惚れた。
13歳の時、TBS系列の「チャンスの殿堂」において約14,000人の中から選び抜かれ、6カ月にわたり番組に登場し、それを機会にプロ歌手になったシンガーで歌唱力は抜群だ。
ドコモのCMソングはマヤさんが歌っている。
今もアンコールで歌った「スマイル」が耳に貼りついている。
ボクのカミさんは特にジャズが好きというわけではないが、音楽は好きで、コンサートに誘えば着いて来、今回は友達に4人に声を掛け、全員和服で参加した。
粋だね。
チケットは完売しており、観客はボクを含めて中高年ばかり。
60年代に青春時代を過ごした人はジャズ愛好家が多いね。
野遊人
まず「リフレッシュinひるがみの森」で入浴。
雲がほとんどない快晴に日だが、空はモヤがかかっているように見える。
ボクが入浴したときは子供一人と大人2人しかいなかった。
これは露店風呂
昼神温泉の湯につかっていると、肌がつるつるになったような感じがし、自分が若返ったような気になる。
風呂を出たらすぐ近くにある蕎麦や「おにひら」で天ぷら付きのざる蕎麦をいただいた。
ここの蕎麦はしっかりした歯ごたえの蕎麦で、ボクの一押し蕎麦屋だ。
クーポンを見せると饅頭1個サービスされた。
周りの山はすっかり紅葉している。
今度は飯田市にある「砂払温泉」に行く。
国道を避けて農免農道へ車を進めると、雪をいただいた南アルプスがくっきりと現れた。
2500m以上の山はすっかり冬化粧している。
「砂払温泉」はこれ。
天然温泉の公衆浴場という感じ。
ここも入浴客は3人しかいなかった。
泉質ははっきりいって普通。
先に昼神温泉に入った後だけに“がっかり感”が大きい。
でも「リフレッシュinひるがみの森」にはなかったサウナがあったのは嬉しい設備。
すっかり体が温まり、帰途長者峰の山頂駐車場(9月15日のブログ)へカミさんを案内。
標高1600mの山頂から大川入山、蛇峠山、恵那山、南アルプスの展望し帰宅。
野遊人
先日、釣の帰りに昼食を食べにうどん店に寄った。
ランチメニューの丼セットを注文。
「今日は天丼ですが、よろしいですか」
もちろんいいです。
「鈴八盛りがサービスになりますが、いかがでしょうか」
鈴八盛りとは大盛りのこと。
ここで貧乏症の顔をのぞかせ、たぬきうどんの鈴八盛りを注文。
天丼はエビ2本とキス天、カボチャ、なす、ニンジンがついていた一人前のもの。
完食したが腹が苦しい。
欲張らなければよかった。
鈴八庵は通称「小松原街道」沿い、西幸町浜地にあり、天丼セットは910円(税抜き価格)お値打ち。
野遊人
富士山からの湧水でなりたっている、名水百選の柿田川へ行ってきた。
湧水は一日70万tから100万t出ている。
まずは湧水をいただく。
冷たくてとてもおいしい。
門の向こうは国道一号線。
第一展望台から下を覗くと、砂を巻き上げながら水が沸いている様子がわかる。
どこまでも澄んだ水に引き込まれそう。
川一面ミシマバイカモが覆い、盛期を過ぎた白い花がちらほら咲いていた。
通常滝は上に川があり、崖を流れ落ちるところが滝となっているが、白糸の滝は上に川はなく、湧水がいきなり湧いて出ている。
柿田川は全長1.2kmのとても短い川で、狩野川と合流している。
冬、幼魚時代を海で過ごしたアユは、春とともに川を遡上し、夏を川で過ごし、水温が低下するとともに下行へ下り産卵して一生を終える。
しかし狩野川から柿田川へ上って来たアユは、水温が一定なため産卵期を迎えず、柿田川で越冬するそうだ。
空気は水で冷やされ、実に気持ちのよい散策になった。
野遊人
箱根にある「星の王子様ムージアム」に行ってきた。
星の王子様は世界で8,000万部、日本では600万部売れた児童文学書だが、内容は、子供の心を失ってしまった大人に向けての本でもある。
星の王子様は知っていても、作者のサン=テグジュベリのことは全く知らなかった。
フランスの地方貴族に生まれたサン=テグジュベリは、若き日、郵便飛行会社のパイロットであった。
先日「永遠のゼロ」を読んだばかりのボクには、パイロットであった彼の生涯に興味をひかれた。
海軍の学校を目指して3年間勉強したのに不合格。
20歳の時、兵役に就き、航空隊に配属されて操縦士の資格を取る。
郵便飛行会社で働いていた時「南方郵便機」や「夜間飛行」を記るし、作家として成功を収めるが、世渡りが下手で借金が増えるばかり。
高額の賞金を手にしようと長距離飛行の記録に挑んだがリビア砂漠に墜落し、奇跡的に救出される。
38歳の時、南北アメリカを横断中グァテマラで離陸に失敗し重傷を負う。
第二次世界大戦が勃発し、パリがナチスドイツに占領され、アメリカに脱出。
この時書いたのが「星の王子様」
世渡りが下手な彼は入隊し、1年後、地中海のコルシカ島から偵察に飛び立った彼は、「星の王子様」の成功を聞くことなく行方不明となった。
ミュージアムは、当時のフランスの街並みを再現したものである。
野遊人