豊橋にある学校には、“石巻山”が入った校歌が多い。
石巻山は豊橋のシンボル的な山だが、実は登ったことがなかった。
今回、石巻山の麓から大知波峠を経由して、坊ヶ峰から下道を通って石巻山の駐車場までトレイルランニングを計画した。
ちょっと脇道に入るが、せっかくなので石巻山に寄ってきたので紹介しましょう。
石巻温泉(多くの温泉旅館と同様、一時の賑わいを失い、今では石山荘とナツメ別館の2軒があるのみ)から階段を上がったところにある石巻神社上山社(麓に本殿がある)
以前、石巻神社を訪れる人のために茶屋があり、温泉が湧出したのを契機に温泉旅館が作られた。
足を進めると“石巻山の蛇穴(ジャアナと読む)がある。
洞窟の大きさは、径60cm長さ13m。
大蛇が住んでいたそうな。
測量していた時、大蛇が現れたらどうするんだろう?とツッコミたくなる。
蛇穴から少し行ったところに“ダイダラボッチの足跡”がある。
なんでもダイダラボッチが石巻山と本宮山をまたいで小便をして豊川ができたんだって。
なんとも壮大な話ではないか。
山頂近くになると、このような階段や鎖場が現れる。
と言っても、中腹にある駐車場から山頂までは700m、麓からでも3kmだから、それほどの健脚は必要ではない。
ここが山頂だが三角点はない。
石巻山を始め、弓張山系(湖西連峰ともいう)は石灰岩でできた山だから、こんな光景に出くわす。
山頂に出たところでハヤブサに出くわしたが、写真は撮れなかった。
野遊人
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