先日、映画「凍える太陽」を観てきた。
石油採掘場で働く作業員が乗った飛行機が嵐に遭遇して、アラスカの山中に墜落したが7人の生存者がいた。
残された少ない道具で火を起こして暖をとるが、ここはオオカミの縄張り。
オオカミの習性をよく知る主人公の指示に従って、オオカミの襲撃を避けて生還を試みるストーリー。
フィクションであり観客を楽しませるための演出は許せるが、あまりにも現実離れしているとシラけてしまう。
マイナス20度のアラスカの山中が舞台だ。
残った飛行機の部品で風を防ぐ工夫をして救助を待つのがセオリーにも拘わらず、主人公の指示により森へ逃れる。
森では風を防ぐ手立てはせずにたき火だけで過ごすが、どうやって睡眠をとるのだろうと疑問がわいてくる。
最後に主人公は川に落ちて全身ズブ濡れになる。
それでも河原をさまよい続ける。
そんなバカな。すぐに凍死してしまうでしょうと、非現実的な描写に飽き飽きしてしまった。
72日間の末、16人が生存した、1972年のウルグアイ空軍機571便遭難事故と比較すると、事実は小説よりも奇なりと言うべきか。
野遊人
石油採掘場で働く作業員が乗った飛行機が嵐に遭遇して、アラスカの山中に墜落したが7人の生存者がいた。
残された少ない道具で火を起こして暖をとるが、ここはオオカミの縄張り。
オオカミの習性をよく知る主人公の指示に従って、オオカミの襲撃を避けて生還を試みるストーリー。
フィクションであり観客を楽しませるための演出は許せるが、あまりにも現実離れしているとシラけてしまう。
マイナス20度のアラスカの山中が舞台だ。
残った飛行機の部品で風を防ぐ工夫をして救助を待つのがセオリーにも拘わらず、主人公の指示により森へ逃れる。
森では風を防ぐ手立てはせずにたき火だけで過ごすが、どうやって睡眠をとるのだろうと疑問がわいてくる。
最後に主人公は川に落ちて全身ズブ濡れになる。
それでも河原をさまよい続ける。
そんなバカな。すぐに凍死してしまうでしょうと、非現実的な描写に飽き飽きしてしまった。
72日間の末、16人が生存した、1972年のウルグアイ空軍機571便遭難事故と比較すると、事実は小説よりも奇なりと言うべきか。
野遊人
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