60年前製作された、小津安二郎監督の「東京物語」をモチーフにした映画「東京家族」を鑑賞してきた。
山田洋次監督の、監督生活50周年にあたる記念すべき作品で、2011年4月にクランクインを目指していたが、東日本大震災と福島原発のメルトダウンという事件に遭遇し、製作を延期したもの。
延期に当たっては、この事件を入れなければこの国を描けないと書き直され、製作された。
長引く不況から抜け出せず、先も見えない、どこへ向かって進めばよいのか、そんな模索している私たちに笑いと涙を届けてくれる素晴らしい作品だ。
最近の山田監督の作品は感動ものが多いだけでなく、年2本の「男はつらいよ」を作製しながら他の映画を撮っていた頃の作品と比べる、ときめ細やかに仕上がっている気がする。
キャストの誰もがすばらしい。
一度ご覧ください。

野遊人
山田洋次監督の、監督生活50周年にあたる記念すべき作品で、2011年4月にクランクインを目指していたが、東日本大震災と福島原発のメルトダウンという事件に遭遇し、製作を延期したもの。
延期に当たっては、この事件を入れなければこの国を描けないと書き直され、製作された。
長引く不況から抜け出せず、先も見えない、どこへ向かって進めばよいのか、そんな模索している私たちに笑いと涙を届けてくれる素晴らしい作品だ。
最近の山田監督の作品は感動ものが多いだけでなく、年2本の「男はつらいよ」を作製しながら他の映画を撮っていた頃の作品と比べる、ときめ細やかに仕上がっている気がする。
キャストの誰もがすばらしい。
一度ご覧ください。
野遊人
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