6月に行った田立の滝の北側に、澄み切った流れの柿其(かきぞれ)渓谷があります。
渓谷沿いには多くの滝があります。
気温33度の中、涼とマイナスイオンを求めて行ってきました。
駐車場の立て看板に「増水時、牛が滝に行くときは林道をお回りください」とあります。
牛が滝に行く時の注意喚起ではありません。
「牛が滝」と名付けられた滝です。
案内板に「吊り橋は揺するものではありません。揺れるものです」とあります。
揺すらなくてもものすごく揺れます。
遊歩道入り口にある「杣の家」は江戸時代に農民が休んだところ。ここにイワナで取ったスープのラーメンがあります。
が、今日は休み。ここで昼食をとる予定であった私は、4時までお預け
遊歩道を進むと、エメラルドグリーンの透き通った渓谷が、「牛が滝」まで続きます。
遊歩道終点は展望台から滝が望めます。駐車場から10分ほどです。
これが「牛が滝」です。
林道へ上がるまでの森の中で、大きなキノコがありました。
チチタケです。
個性の強い味がするそうです。
駐車場から30分で「ねじたる」の標識。デジタルではありません。左右にねじれて落ちる様子から名づけられました。
「ねじたる」から10分。落差18m豪快な流れの「霧が滝」です。
コンクリート橋の下は「箱淵」です。上から覗くと透き通った水に体が吸い込まれそうです。
柿其川にはこのような木橋が架かっていて、それぞれ名前が付けられています。
これは「猿の谷渡り」ここもかなり揺れます。
他にも手斧橋(ちょうなばし)、上手斧橋や朽ち果てた橋もかなりありました。
上手斧橋の上流に旧橋が写っています。
「無名滝」名前を付けるならちゃんとした名前を付けてあげましょうと思うのは私だけ?
名前がついていない滝や、雨が降った後できる滝が多数あります。
「かもしかかえり」の岸壁。急峻でカモシカもここで帰ってしまうという意味でしょう。
「雷の滝」大岩の下まで降りて写真を撮ろうと思ったのですが、降りられませんでした。勢いよく水が噴き出ていることがわかりますか。
上の白いキノコの写真を撮ろうとしたところ、ヒキガエルが飛び出してき、腰を抜かさんばかりに驚きました。
この橋を渡ると「夕森天然公園」まで6km、110分の行程です。
この先にも「渡の滝」がありますが、空模様が怪しくなってきたので、ここで引き返しました。
林道歩きは汗が噴き出してきますが、谷を渡る風はとても気持ちがよかった。
興味のある方はぜひ一度訪ずれてみてはいかがですか。
詳しくは南木曽町のホームページをご覧ください。
野遊人