白身の魚を求めて魚市場に行くと、体長35cmのホウボウが5尾で1,500円。
それにナガラミが目に入ったので、ナガラミも購入。
ナガラミは子供のころ、リヤカーに積んで売りに来て、スコップ1杯10円とか20円くらいで売られ、おやつ代わりによく食べたものだ。
ホウボウは3尾を煮魚に、2尾は3枚に開いてムニエルに。
3枚に開いて出た骨とアラは、毎度おなじみの潮汁にした。
ナガラミは失敗、茹でて中を取り出して何度も洗うが、細かい砂が取り切れないし、あまり洗うとうま味が洗い流されてしまう。
多分このナガラミは、細かい砂地に生息していたものなのでしょう。
少しジャリジャリしながらも食べざるをえない。
空のナガラミにはヤドカリが住んでいた。
安住の地と思っていたところを、とんだ災難に襲われたと思ったのでは。
野遊人
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