介護や手厚い医療を必要とせず、自立して日常生活を送れる期間を健康寿命と言う。
先ほど、アメリカのワシントン大の研究チームが、世界188カ国の平均寿命を調べた結果、男女とも日本が第一位だとする調査結果を医学雑誌に発表した。
日本男性の平均健康寿命は71.1歳、女性は75.6歳。
この結果を見て、エッそんなものなの、というのが正直な感想。
もし自分の健康寿命が71歳とすると、人様の世話を受けずに生活できるのは7年しかないことになる。
むろんボクの健康寿命は平均以上と思っているが。
この結果を見て、20年前ランニングを始めた動機を思い出した。
50歳代の女性が、リレーでドーバー海峡を泳ぎ切るトレーニングの光景を、TVで放映していた。
何故そんな計画を立てたのかとの問いに女性は「60歳を過ぎたら自由に動けるのは10年。私は何もせずに年を取りたくない」と応えていた。
ボクはこのことに納得してランニングを始めた次第である。
研究チームの結果と女性の言葉が、妙に一致すると感じた。
いつまでランニングできるか分からないが、無理せずに続け、いつまでも(欲張り過ぎか)健康寿命でありたいと思う。
野遊人
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