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2025/04/22 06:26 |
愛岐トンネル群見学記 その1
愛知県瀬戸市と岐阜県多治見市の県境を通る中央本線は、1900年に単線で開通した。
1996年複線電化により、現在のルートに変更になった。
以来急峻なガケを通る古いルートは誰の目にも触れることはなかったが、8年前発見された。


高蔵寺駅と多治見駅の8kmの廃線跡には13基(建設時は14基)の明治期の赤レンガのトンネルが現存している。
貴重な産業遺産として後世に残そうと保存再生委員会が結成され、調査・研究が行われ、年に2回特別公開されるようになった。
愛岐トンネル群保存再生委員会のホームページは

http://www.geocities.co.jp/ag_tunnel/index.htm
特別公開の最終日の昨日、紅葉見物を兼ねて見学してきた。

中央本線定光寺駅から鉄製の階段を上って行く。
駅の下にはスズメバチの巣が。
大丈夫、空き家になっている。
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3号トンネルの入り口
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3号トンネルのみ、内部をイルミネーションで飾られている。
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半世紀余りの間に軌道上は樹木が生い茂り、モミジやツバキ、野フジが咲く植生豊かな自然林が形成されていた。
できるだけ植生は伐採せずに、自然と近代遺産が共生するものにしたそうだ。
下は4号トンネル
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4号トンネルの内部にクラック(ひび割れ)がある。
脱線して機関車が壁にあたってひびが入ったものだ。
3c04d7e5.jpeg





















5号トンネルの入り口
3296e689.jpeg





















5号トンネルを入った所にもスズメバチの巣が
これも空き家になっている。
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つづく

野遊人
 

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2012/11/28 12:49 | Comments(0) | お出かけ

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