愛知県瀬戸市と岐阜県多治見市の県境を通る中央本線は、1900年に単線で開通した。
1996年複線電化により、現在のルートに変更になった。
以来急峻なガケを通る古いルートは誰の目にも触れることはなかったが、8年前発見された。
高蔵寺駅と多治見駅の8kmの廃線跡には13基(建設時は14基)の明治期の赤レンガのトンネルが現存している。
貴重な産業遺産として後世に残そうと保存再生委員会が結成され、調査・研究が行われ、年に2回特別公開されるようになった。
愛岐トンネル群保存再生委員会のホームページは
http://www.geocities.co.jp/ag_tunnel/index.htm
特別公開の最終日の昨日、紅葉見物を兼ねて見学してきた。
中央本線定光寺駅から鉄製の階段を上って行く。
駅の下にはスズメバチの巣が。
大丈夫、空き家になっている。

3号トンネルの入り口

3号トンネルのみ、内部をイルミネーションで飾られている。

半世紀余りの間に軌道上は樹木が生い茂り、モミジやツバキ、野フジが咲く植生豊かな自然林が形成されていた。
できるだけ植生は伐採せずに、自然と近代遺産が共生するものにしたそうだ。
下は4号トンネル

4号トンネルの内部にクラック(ひび割れ)がある。
脱線して機関車が壁にあたってひびが入ったものだ。

5号トンネルの入り口

5号トンネルを入った所にもスズメバチの巣が
これも空き家になっている。

つづく
野遊人
1996年複線電化により、現在のルートに変更になった。
以来急峻なガケを通る古いルートは誰の目にも触れることはなかったが、8年前発見された。
高蔵寺駅と多治見駅の8kmの廃線跡には13基(建設時は14基)の明治期の赤レンガのトンネルが現存している。
貴重な産業遺産として後世に残そうと保存再生委員会が結成され、調査・研究が行われ、年に2回特別公開されるようになった。
愛岐トンネル群保存再生委員会のホームページは
http://www.geocities.co.jp/ag_tunnel/index.htm
特別公開の最終日の昨日、紅葉見物を兼ねて見学してきた。
中央本線定光寺駅から鉄製の階段を上って行く。
駅の下にはスズメバチの巣が。
大丈夫、空き家になっている。
3号トンネルの入り口
3号トンネルのみ、内部をイルミネーションで飾られている。
半世紀余りの間に軌道上は樹木が生い茂り、モミジやツバキ、野フジが咲く植生豊かな自然林が形成されていた。
できるだけ植生は伐採せずに、自然と近代遺産が共生するものにしたそうだ。
下は4号トンネル
4号トンネルの内部にクラック(ひび割れ)がある。
脱線して機関車が壁にあたってひびが入ったものだ。
5号トンネルの入り口
5号トンネルを入った所にもスズメバチの巣が
これも空き家になっている。
つづく
野遊人
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