6月に茶臼山へのツーリングで自信を得た三女は、寸又峡へ行きたいと提案してきたので、奥大井の秘境駅「湖上駅」まで行くことにした。
新東名島田金谷ICで降り、塩郷の吊り橋で休憩。
もちろん吊り橋を渡り、夫婦滝を見学。
道の駅「奥大井音戯の郷」で休憩と昼食を摂った。
「音戯」とあるだけに、レールの鉄琴をたたいたり、巨大水道の蛇口から出る妙な音などを楽しむことができる。
奥泉を過ぎると左は寸又峡へ行き、右のR388号線を進む。
長島ダムの巨大な堰堤が見え、写真撮影した上には大井川鉄道長島駅が見える。
お不動様の手前の脇道を降りると、湖上駅への散策ルートがある。
バイクを降りて案内に従って進むと「お~」と声を上げずにはおれない光景が目に入る。
レインボウブリッジだ。
この鉄橋の先に「湖上駅」があり、線路の左側が歩道になっている。
アプト式の鉄道は、井川ダムや大泉ダムを建設する資材を運ぶために設けられたが、長島ダムの建設によって線路が湖底に沈むため、新設されたものだそうだ。
湖上駅を観察していると、タイミングよくアプト列車が到着。
列車が止まり、下りてきた車掌さんが「乗られますか」と声をかけてきた。
紅葉シーズン前の平日とあって、お客さんは少ない。
湖上駅は中部の駅100選に選ばれている。
ホームには幸せを呼ぶ鐘"Happy Happy Bell 風の忘れ物”や、恋人たちの愛を誓う"愛の鍵箱”がある。
カップルで一度訪れてはいかがでしょうか。
野遊人
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