久しぶりです。
職員のどなたかブログを書くのでは、と思っていたがなかなか書かないので、昨日のツーリングを載せましょう。
中央高速道恵那山トンネル付近にある神坂(ミサカ)峠を境にした東山道は、中山道ができるまで伊那と美濃を結ぶ街道であった。
神坂峠は標高1,500mもあり、相当険しい街道であったようだ。
中津川ICを下りて神坂峠まで25km、半分ほどは非常に険しい林道で、ギザギザに書き込まれた青い道筋を見れば納得していただけるだろう。
林道に入って間もなく「神坂の風穴」に出会う。
自然の地形を利用した、蚕の卵(蚕種)の冷蔵貯蔵の石室で、この一帯には30基ある。
風穴の建造により、蚕の生産は年間1回から5回に増やすことができ、蚕種の貯蔵能力は全国の3分の1を占めたそうだ。
標高1,100mにある湧水「強清水」(コワシミズ)、旅人はここで喉を潤し、疲れを癒したのでしょう。
積雪期の富士見台高原への登山は、スタッドレスタイヤを装着すればここまで来ることができ、ここが登山口となる。
神坂峠遺跡、勾玉(まがだま)や管玉(くだだま)、棗玉(なつめだま)、臼玉(うすだま)などの石製模造品と碧玉(へきぎょく)製管玉やガラス小玉などの玉類、須恵器が発見され、古墳時代からの遺跡。
ということは、古墳時代から東山道はあったのだ。
遺跡の写真を撮っていたらトリカブトが咲いていた。
ここまでスラスラと書いてきたが、林道は強風と雨により、葉と枝がふんだんに落ちていて、ビクビクしながらバイクを走らせてきた。
目的地に到着、非常に立派な山小屋「萬岳荘」、山荘前に駐まっているマイクロバスは、ヘブンス園原を往復するバス。
山小屋と言っても非常に立派なログハウス、4月29日から11月15日まで開設、冬季は1室が避難小屋として開設している。
写真で分かる通り山にはガスが垂れこめ、日本百名山13座を望む高原に行くことは諦める。
高原へは1.1kmの行程。
中津川市街
山荘の両隣に清水がわいている。
これでバイクによる旅は終わり、道は少々厳しいが、普通車で来ることもできる。
野遊人
職員のどなたかブログを書くのでは、と思っていたがなかなか書かないので、昨日のツーリングを載せましょう。
中央高速道恵那山トンネル付近にある神坂(ミサカ)峠を境にした東山道は、中山道ができるまで伊那と美濃を結ぶ街道であった。
神坂峠は標高1,500mもあり、相当険しい街道であったようだ。
中津川ICを下りて神坂峠まで25km、半分ほどは非常に険しい林道で、ギザギザに書き込まれた青い道筋を見れば納得していただけるだろう。
林道に入って間もなく「神坂の風穴」に出会う。
自然の地形を利用した、蚕の卵(蚕種)の冷蔵貯蔵の石室で、この一帯には30基ある。
風穴の建造により、蚕の生産は年間1回から5回に増やすことができ、蚕種の貯蔵能力は全国の3分の1を占めたそうだ。
標高1,100mにある湧水「強清水」(コワシミズ)、旅人はここで喉を潤し、疲れを癒したのでしょう。
積雪期の富士見台高原への登山は、スタッドレスタイヤを装着すればここまで来ることができ、ここが登山口となる。
神坂峠遺跡、勾玉(まがだま)や管玉(くだだま)、棗玉(なつめだま)、臼玉(うすだま)などの石製模造品と碧玉(へきぎょく)製管玉やガラス小玉などの玉類、須恵器が発見され、古墳時代からの遺跡。
ということは、古墳時代から東山道はあったのだ。
遺跡の写真を撮っていたらトリカブトが咲いていた。
ここまでスラスラと書いてきたが、林道は強風と雨により、葉と枝がふんだんに落ちていて、ビクビクしながらバイクを走らせてきた。
目的地に到着、非常に立派な山小屋「萬岳荘」、山荘前に駐まっているマイクロバスは、ヘブンス園原を往復するバス。
山小屋と言っても非常に立派なログハウス、4月29日から11月15日まで開設、冬季は1室が避難小屋として開設している。
写真で分かる通り山にはガスが垂れこめ、日本百名山13座を望む高原に行くことは諦める。
高原へは1.1kmの行程。
中津川市街
山荘の両隣に清水がわいている。
これでバイクによる旅は終わり、道は少々厳しいが、普通車で来ることもできる。
野遊人
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