県道32号(伊那街道)をすすみ、副川の集落を左に折れると海老川に架かる橋がある。
これも田口線の鉄橋を利用したもの。
車がすれ違えない細い道は、廃線跡を物語っている。
そしてトンネルへと導かれる。
さらにトンネルがあり
石橋にあたる。
撮影していると土地の人がいて、橋の向こう側を田口線が走っていたと教えてくれた。
全長1,520mの稲目トンネル。
廃線当初は代替運航のバスのみが走っていたが、地元の要望でトンネルが拡幅され、一般車も通行できるようになった。
稲目トンネルの設楽町側には「開通記念」の石碑がある。
稲目トンネルを出たところを左折すると、田峯の集落に行く道に出る。
ここは旧田峯駅があった所で、小さなトンネルがある。
トンネルを入って行くとその先は遊歩道が設けられているが、ほとんど利用する人はいないとみえ、遊歩道は荒れている。
明日は旧田口駅までを紹介しよう。
野遊人
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