浜松市の観光案内によれば、青谷の小堀谷集会場前にあるとしてあるが、小さな集落で、カーナビでは小堀谷では検索できなかった。
阿多古川かかる青谷橋を渡り、制限速度40kmの交通標識を左に曲がった林道を入っていくと観光案内にあり、それにしたがってバイクを進める。
車のすれ違いができない狭い林道で、ポツポツと家屋があるものの、集会場なんてあるのかと不安になりながらバイクを進めると集会場があり、その前に青谷鍾乳洞の看板があった。
この鍾乳洞は無料だが、入口に照明のスイッチがありライトは不要。
中に入るとずいぶん天井が高い鍾乳洞。
でも写真ではそれが紹介できないのが残念。
天井を見ると多くの蝙が飛んでおり、写真に黒くあるのが蝙の巣。
鍾乳洞を進むと先に光がさしており、出口がある。
岩上に神像(確認できなかった)があり、土地の農夫が神像に向かい、霊あらば吾が面の瘤を直したまえと祈り去ると、明朝、面の瘤は崩れ落ちて快癒したという。
以来多くの参詣者が訪れ、1日に1000人も及んだという。
鍾乳洞のファンではないが自然遺産を見るのは楽しいし、このような伝記を知るとロマンを感じる。
鍾乳洞探訪ツーリングはこれで終了するが、中に入れなくても祥月洞と古戸の鍾乳洞を見ておきたい。
野遊人
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