棚田百選に選ばれている四谷の千枚田の上部に位置する鞍掛山、そろそろ山頂にカタクリが咲きだした頃だろうと思い、塩津温泉口から山に入った。
車を置いて塩津温泉前から集落を通ると、ミツバチの蜜を採集していた。
今どき採取する蜜はは何の花なんだろう。
ここが登山入り口だが
登山入り口の前に案内板が
江戸時代後期に施設された「伊那古道の石畳」だそうで、歴史的に立証する書物はないが、隠れた文化財として保存されている。
先日藤原岳に行った際、岩に当たって登山靴を破ってしまい、本日は新しいコロンビアの靴の履きおろしである。
踵のクッションが軟らかく、アスファルトの道を歩くときはずいぶん楽だ。
これは「障子岩」ぐ~と天まで大きな岩がそびえたつ。
ここからしばらく行くと、鞍掛山山頂と岩古谷山との分岐に着く。
分岐から山頂まではわずかだが、ものすごい急登が続く(写真は下りを写したもの)
山頂に着いたが残念、カタクリは少ししか咲いていない。
恥じらいをみせる少女のように、いつ見ても愛らしい花だ。
終盤のミツバツツジが最後の踏ん張りを見せて咲いている。
下山したところで登山口にある諏訪神社を参拝。
この諏訪神社は1571年に創建され、総本社は長野県の諏訪神社であり、分社は全国に2万5千社ある。
神社でお参りをしているとギク!暖かくなったので顔を出したのね。
でもありがたくないお出ましだ。
長い菜種梅雨が終わり、春の日差しをいっぱい受けた、気持ちの良い山歩きだった。
野遊人
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