青木ヶ原樹海には、富士山が噴火活動で生じた風穴が各所にある。
江南市に住む山友から、青木ヶ原樹海を歩き大室山を登ろう、山頂には絶景ポイントがあると、山歩きの誘いがあった。
ボクも例外ではなく、多くの人は伊豆半島にある大室山を思い浮かべるが、今回歩く大室山は」富士山の北西にある、標高1468m、富士山から流れ出た溶岩は、大室山を取り巻くように流れた。
精進湖から見ると、富士山が子供を抱いているように見えることから「子抱き冨士」とも呼ばれる(命名した人は感性豊かな人だ)
富士風穴近くの駐車場に車を止め、樹海の散策路を歩く。
コースは本巣風穴~石塚山(ところが行くのを忘れた)~7ブナ広場~背負子山(山頂の確認を忘れる)~大室山~南峰~蒲鉾穴・眼鏡穴~大室風穴~富士風穴
どこの山もコースミスを防ぐため木にテープや目印があるが、そのようなものは一切付けてはいけない規則になっている。
そのため何度もコースミスをし、その度にガーミンのGPSの世話になった。
また分岐を間違え、予定していた下山路を往路になった。
まさにグリーンシャワー、新緑のブナ林、マイナスイオンたっぷり。
葉緑素を持たない植物ギンリョウソウ
本巣の風穴、延長は403mにも及ぶ。
崩落の危険があるため、入洞は禁止されている。
樹の重さに耐えきれず、ごく最近倒れたと思われる巨大なブナの木。
これが大室洞穴の全景。
以前は入洞できたが、現在は入り口が陥没したため入ることはできない。
大室洞穴を探索していると、下からの冷気を感じる。
よく観察すると氷が融けていない穴があった。
今日はここまで
野遊人
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