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2024/05/17 18:02 |
御嶽の舞台の幕は落とされた
濃いガスの中、しかも風が次第に強くなり、メガネは拭いても、水の中に落としたようにすぐ濡れてしまう。



苦行のような山歩きの最中、突然視界が開けた。

前方から来る若者二人は半袖のTシャツ1枚、「寒くない?」と聞くと「急に視界が開いて、テンションが上がったから」と応える。

歩を進めると・・・



五の池小屋が眼下に飛び込んできた(手前が五の池)

これまでの鬱憤を吐き出したく「ウォー!」と叫びたくなった。

地獄を歩いていて、突然天国の門を開けたような気分。

久しく山歩きをしていて、こんな劇的な展開は初めてだ。

 

上の写真はどちらも三の池、左の写真で白くあるのは残雪。

三の池のほとりで休憩をし、昼食を摂る。



下に広がる平原は水がないが四の池、堤がなくなり沢が流れており、直下には滝があるが、残念ながら上から滝を見ることはできない。



今来た道を振り返る、一番高いところが摩利支天と思う。



三の池の下部から上をみると、溶岩でできた張り出しが見える。

三の池、四の池、五の池とも、溶岩が吹きだした火口跡であることがよく分かる。



この岩場を登って継子岳へと戻る。
 
明日は御嶽で出会った花を紹介しよう。

野遊人

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2016/07/06 07:35 | Comments(0) | 山歩き

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