1か月前噴火し、多大な犠牲者を出した御嶽山は7合目から登ることができるため、3,000mを超す高山でありながら比較的たやすく登ることができる。
噴火があった日は快晴の土曜日、しかも紅葉を見ようと多くの人が来、好条件が災いとなった。
山頂に最も人が集まる時間帯に噴火し、最悪のタイミングにより、多くの犠牲者を出した。
今読んでいる「山のオキテ」に、昭和55年に富士山で大きな落石事故が発生し、死者12名、負傷者31名の人的被害が発生したとの記載があり、ネットで検索してみると、
事故が発生した日は8月14日で、最も富士山が込み合う日。
しかも落石があった時間は午後1時40分、多くの登山客が下山している時間帯。
御嶽山同様最悪のタイミングでの落石がおきた。
大きなもので直径1~2mの石が50~60個落ちてきたという。
落石が起きたところは山頂にある久須志岳。
現在でも久須志岳は垂直の崖で、その下はえぐれていて、いつ落石が起きるかわからないような状態。
中央に人が立っているので崖の大きさが比較できる。
いつ落石が起きても不思議ではない状態・
5月に富士山に登った時、そんなことは眼中になかった。
多くの人が富士山登山を楽しんでいるが、大変なリスクを背負っていることを自覚せねばならない。
参考にしたサイトは
http://univ.ygu.ac.jp/kasai/fujirakuseki/FUJISTONE..
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