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2025/04/06 22:17 |
誤った警報メッセージ
豊川メイツクリニックの技士から、SV5(閉)という警報が発令したけどどうしましょう。メーカーに聞きましょうか、と連絡が入った。

ちょっと待て、他に警報は発令していないの?と聞き返すと、出ていないと言う。

それはおかしい。

透析中はSV5(赤丸部分)という電磁弁は通常(開)状態で、もしこれが透析中に(閉)になれば、青線の向きに流れている透析液が遮断されて、透析液圧下限警報が発令する。

※電磁弁に微弱な電流を流して、電磁弁が開いているか閉じているか常時監視している。

電話をよこした技士は、液晶パネルに表示されているメッセージを読むだけで、上記のように考えないため原因がわからず、当然対処もできないでいる。

   
「透析液洗い流し」行程にしてSV5の電圧を見ると、透析液は流れているにもかかわらず電圧は0.068Vと低く閉じている状態だが、透析液圧下限警報は発令していないので開いていると判断した。

透析装置を開け、SV5を目視で観察したり触知していると、SV5に電圧を測定する2本挿し込んであるコードの1本がポロリと落ちた。

あ~これが原因だ。

コネクターが緩く、装置の振動で抜けてしまったのが原因で、メスのコネクターをプライヤーで少しつぶして装着し、これにて一件落着。

現在の透析装置(透析装置に限らず家電もそうだが)は多くのセンサーが組み込まれているが、必ずしもセンサーが正しい情報を発するとは限らないことを知ってほしい一例。

 
野遊人

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2015/12/28 13:34 | Comments(0) | 臨床工学技士

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