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2024/05/18 15:32 |
透析昔話 その21 受水槽が空

豊橋メイツクリニックが開院したのは平成8年で、透析ベッド44床で開院した。

1年待たないうちに60床に増床し、開院から3年後には79床に、最終的には99床まで増床し、平成24年、新築移転して150床までになった。

本日の話は平成20年、透析ベッド90床の時のこと。

10時頃、豊橋メイツのM部長から電話が入った(当時ボクは豊川メイツの部長を務めていた)

15tの受水槽が空になり(渇水警報を発令)、水道設備会社の担当者に電話したけど飲酒していていけないと言われた、野遊人さんも飲んでいますよねと、ボクを気遣いながらの電話であった。

皆目見当がつかないので、次女に頼んでクリニックまで送らせた。

受水槽が空であるのは間違いないが、断水しているわけではない???。

当時3台の逆浸透装置があり、本来停止しているはずの1台が稼働していて、精製水を作り放しの状態になっていた。

でも水道水は受水槽に供給されているのに何故空になるのか???。


ない知恵をフル動員すると、開院当初44床で出発したので、水道の給水管は25mmを設置したが、その後増床を繰り返しても、給水管はそのままであることに気づいた。

つまり、25mmの給水管では供給不足ということ。

翌日給水管25mmから40mmに変更する起案書を急いで作成して提出した。

給水管を太くしたので、水道局に支払う過入金の差額714,000円を含む総額180万円の工事代金となった。

なお、“暴走”した逆浸透装置は、電源のON,OFF後、何事もなかったかのごとく正常に稼働した。

野遊人

 

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2016/02/12 07:34 | Comments(0) | 臨床工学技士

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