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2025/04/07 16:35 |
通常考えられない透析装置の故障
出勤しようとバイクのエンジンをかけたところへ豊川メイツクリニックから電話が入った。

透析装置の目視点検を行う早出の看護師からだ。

DABが「給水監視異常1」が発令していると言う。



多人数用透析液供給装置DABの水計量シリンダー(水駆動ポンプとも言い、上の写真のステンレスの筒)上部にある電磁弁(上の写真の黒いカバーの部品)の故障により、透析液が作成されないトラブルだ。

予備透析とう方法にに切り替えてこのトラブルを回避するのだが、今からそちらに行くからと言って電話を切った。

豊川メイツに着くと、既にT技士が対応して装置は正常に作動している。

装置記録を見ると、3日にわたって計5回給水流量下限警報が発令している。

給水監視異常1警報は、2日前の土曜日の夕方発令したもので、その後
給水流量下限警報が発令している。

2つの警報は解除でき、その後観察していても再現しない、最もやっかいなトラブルだ。

電磁弁内のプランジャーが開くとき、中途で引っかかり流量が不足するのではと推測したものの、通常では起こりえない。

メーカーの担当者と相談し、弁ゴムとプランジャーを交換した。

新築移転で1か月後には廃棄する装置なので、部品を交換するのはためらわれるが致し方ない。


野遊人

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2015/05/04 10:46 | Comments(0) | 臨床工学技士

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