豊川メイツクリニック 事務の高澤です。
昨日から雨、湿度が上がって、猛威を振るっているインフルエンザの勢いが止まってくれればよいのですが。
先月15日に開催された、三遠メディメイツの研究発表会を磐田メイツクリニックの川村さんが報告されました。
http://mates.blog.shinobi.jp/Date/20120116/1/
特別講演では、豊橋医療センターの横家先生から虚血性心疾患の治療についてお話を伺いました。
・心臓を取り巻く冠動脈が狭くなると、心臓に十分栄養や酸素が送れなくなる。
・そうなった場合の治療は、足の付け根の血管からカテーテルと呼ばれる細い管を入れて、細くなったところでバルーン(風船)を膨らませて血管を広げる。
・一旦広げても時間の経過とともに再び狭くなる(再狭窄という)ことがある。
・再狭窄を起こさないように最近の治療は、ステントと呼ばれる金属でできた網状の管を入れて広げる。
・カテーテルが入らないときや、血管が十分広がらない場合には、バイパス手術が行われる。
以上のことを勉強しました。
18日に天皇陛下は心臓バイパス手術をお受けになられます。
何故カテーテルの治療でなくて外科医による手術なのでしょうか。
報道ではそこのところが触れられていません。
特別講演でかしこくなった高澤は疑問が浮かびました。
いずれにしろ、手術が成功することを祈っています。
PR
トラックバック
トラックバックURL:
難しい中にも「なるほど」と思える部分もあり、
本当に少し賢くなった気がしました(笑)
心臓を囲む血管に血がバーッと流れるようになる動画とか、目で見て分かって、感心しました。
陛下の手術もうまくいきますように・・・
ゆっくり静養していただきたいですね。