また登山でも人気の山で、紅葉の今が最も登山客で込み合う。
人気の理由は
・表道、裏道、中道、一の谷新道など、多数のコースがある。
・1212mと低いにもかかわらず、冬季には積雪し、霧氷を楽しむことができる。
・ロープウェイを利用すれば誰でも登ることができる。
・名古屋、三河、関西方面からでも交通の便が良い。
などが上げられる。
「御在所岳本谷ルートを歩きませんか」と山友からメールが入った。
断る理由などない。
幸い3日の土曜日まで雨だが、4日の日曜日は晴れるとの天気予報。
菰野町役場で同行の2人と待合う。
当日、津市の降水確率は10~20%
しかし御在所は朝から時雨が降り続き、小雨になったのを見計らって出発。
本谷コースは、ロープウェイの真下を流れる谷を登るコースで、山歩きというより沢登りか岩登りに近い。
昼まで降り続いた雨に、思いのほか苦しめられた。
ライトグリーンのヤッケがボク。
雨で滑り、靴が岩にかからない。
足ばかりか腕の力も必要とする。
先を行く友は大岩に取りついたものの、ズルズルと滑りドボン。
ひざ下からズブ濡れになった。
何回も巻いているうちに、いつの間にか別の谷へ入ってしまった。
前述したように、ロープウェイの真下を歩かねばならないのにロープウェイが見当たらない。
右の方向にロープウェイが見えたが、怖くて今来た道を下ることはできず、山腹をトラバースすることにした。
これで一安心。
ボクもそれに応え手を振る。
ロープウェイの客は、1,200円払えば山頂に行けるのに、何を好き好んで雨の中を歩いているのかね~と言っているようだ。
ロープウェイを点検するために設けられた道だが、職員の方は大変だ。
点検の度に、この険しい谷を登ってこなければならない。
ひょっとして職員は山歩きが好きな人ばかり?
御在所岳の一等三角点。
こんなに立派というより触ることができない三角点はここだけでは?
10:10ハプニングがありながらも山頂に到着。
早めの昼食を摂っていると初雪が降ってきた。
ボクにとって今季の初雪だ。
帰り道は一の谷新道で帰る。
立派です。
かないません。
こうしてハラハラ、ドキドキの山歩きは終了。
下山後「希望荘」で冷えた体を温めて帰宅。
野遊人
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