稲目トンネルを設楽町側に抜けると、田峯(ダミネ)への案内がある。
田峯は小高い丘陵地に開いた集落で、1470年に田峯城が築かれた。
以前より興味があったので寄ってみた。
入館料300円を支払い入場。
土曜日にもかかわらず見学者は私一人。受付の女性の人件費も出ないのではと、どうでもよい思いがよぎる。
城と言っても屋敷のようなもの。
寄贈 神奈川県とあるから本物の甲冑であろう。
武将の甲冑
武将の家来たちのものであろう。
城を見学した後田峯の集落を振り返ってみる。文字通り肩を寄せ合っての生活。
この先に「首塚」の案内板がある。気になるので行ってみる。
武田勝頼と織田・徳川連合軍が戦った長篠の合戦では、田峯城の城主菅沼定忠は武田側に就いた。
戦に敗れた定忠は、勝頼を休息させるために田峯城に入ろうとしたが、留守を預かる叔父の定直は謀反を起こし入城を拒み、仕方なく定忠は勝頼を導き、稲武町の武節城へ遁走した。
ここまでの経過を知っていたが、この先の顛末が実に恐ろしい。
これが首塚
武節城から飯田に逃れた定忠は、1年後の7月14日未明、田峯城を急襲し、老若男女幼少を問わず96名を殺害。
中でも首謀格の次席家老、今泉道善の生首を鋸で引き落とすという、常軌を逸する殺害を行った。
主だった者の首を作手街道にさらし、いつの頃からか、ここを首塚と呼ぶようになった。
指がすくむような思いでキーボードを打っている。
なお城主の定忠は、1582年、飯田和久平で討たれ、菅沼家は断絶となった。
野遊人
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田峯は小高い丘陵地に開いた集落で、1470年に田峯城が築かれた。
以前より興味があったので寄ってみた。
入館料300円を支払い入場。
土曜日にもかかわらず見学者は私一人。受付の女性の人件費も出ないのではと、どうでもよい思いがよぎる。
城と言っても屋敷のようなもの。
寄贈 神奈川県とあるから本物の甲冑であろう。
武将の甲冑
武将の家来たちのものであろう。
城を見学した後田峯の集落を振り返ってみる。文字通り肩を寄せ合っての生活。
この先に「首塚」の案内板がある。気になるので行ってみる。
武田勝頼と織田・徳川連合軍が戦った長篠の合戦では、田峯城の城主菅沼定忠は武田側に就いた。
戦に敗れた定忠は、勝頼を休息させるために田峯城に入ろうとしたが、留守を預かる叔父の定直は謀反を起こし入城を拒み、仕方なく定忠は勝頼を導き、稲武町の武節城へ遁走した。
ここまでの経過を知っていたが、この先の顛末が実に恐ろしい。
これが首塚
武節城から飯田に逃れた定忠は、1年後の7月14日未明、田峯城を急襲し、老若男女幼少を問わず96名を殺害。
中でも首謀格の次席家老、今泉道善の生首を鋸で引き落とすという、常軌を逸する殺害を行った。
主だった者の首を作手街道にさらし、いつの頃からか、ここを首塚と呼ぶようになった。
指がすくむような思いでキーボードを打っている。
なお城主の定忠は、1582年、飯田和久平で討たれ、菅沼家は断絶となった。
野遊人
天空の池&青いケシを見終えて、長い林道を下ると塩川に出る。
塩川沿いに趣のある鹿塩温泉「塩湯荘」が建っている。
ここの温泉はなんと塩湯、但し海水のようにベタベタしていないとか。
塩水が出ることから岩塩があるのではと、地元の有力者から資金を集めて掘削をした2本ある坑道の一つが、「塩湯荘」の前にある。
道の駅「遠山郷」に向けてR152を進む。
別名〝酷道152″とも言われるだけあって、こんなに細い道を行く。
R152は中央構造線に沿っているので、所々で中央構造線の露頭(岩石や地層がむき出しになっている)が現れ、これは安康の露頭。
なんとなく左右で地質の違いが判る。
ここは程野の露頭。
道の駅「遠山郷」へ来たのは車中泊のため。
当初は陣馬形山でキャンプするつもりでいたが、これ以上林道をドライブする気にならず、予定を変更。
和田宿には、アルミサッシではない格子窓の古い家並みが、今でも点在する。
「かぐらの湯」に入り、ビールを飲んで、オミソと一緒におやすみ。
野遊人
塩川沿いに趣のある鹿塩温泉「塩湯荘」が建っている。
ここの温泉はなんと塩湯、但し海水のようにベタベタしていないとか。
塩水が出ることから岩塩があるのではと、地元の有力者から資金を集めて掘削をした2本ある坑道の一つが、「塩湯荘」の前にある。
道の駅「遠山郷」に向けてR152を進む。
別名〝酷道152″とも言われるだけあって、こんなに細い道を行く。
R152は中央構造線に沿っているので、所々で中央構造線の露頭(岩石や地層がむき出しになっている)が現れ、これは安康の露頭。
なんとなく左右で地質の違いが判る。
ここは程野の露頭。
道の駅「遠山郷」へ来たのは車中泊のため。
当初は陣馬形山でキャンプするつもりでいたが、これ以上林道をドライブする気にならず、予定を変更。
和田宿には、アルミサッシではない格子窓の古い家並みが、今でも点在する。
「かぐらの湯」に入り、ビールを飲んで、オミソと一緒におやすみ。
野遊人
長野県大鹿村は、これからリニアの工事が始まると、ダンプの往来が激しくなるでしょう。
尾しか村には青いケシを栽培している中村農園があり、さらにその奥を進むと黒川牧場内に池があり、標高2,000mにあるため「天空の池」と呼ばれている。
地図を表記しましょう(ちょっと見づらいね)。
大鹿村の中心地から長いこと林道を上るのだが、かなり行ったところにも集落があり驚かされた。
ここが黒川牧場の入り口で「この先砂利道のため、注意して進行してください」との看板がある。
砂利の坂道を右に左にとハンドルを切るが、目的地手前でボクの前輪駆動のベルファイヤはタイヤがスリップして上ることができなくなった。
幸い車を駐めるところがあったので、ここから歩いていくことにした。
ここが「天空の池」だが、カラ梅雨のため、池は干上がる寸前、あまりよい景観ではない。
しかし周りの景色はグー!、中央アルプスがくっきり見える。
ここで出会った犬好きの若い姉妹にオイソが飛びつき、キャーキャー言いながらオミソと戯れ、記念にカメラのシャッターを押してくれた。
「二児山遊歩道マップ」には、ペットはご遠慮下さいとの注意書きがあり、早々に退散した。
二児山、黒河山、笹山とも標高は2,000mを超え、3時間半ほどで周回できる。
20分ほど下ると青いケシで有名な中村農園(入場料500円)がある。
青いケシはメコノプシス・グランディスと言い、ヒマラヤ山脈やチベットが原産の高山植物。
何のために栽培しだしたんか聞き忘れたが、麻薬の原料ではないことは確かだろう。
中村農園の近くに大池があり
行けにはスイレンが咲いている。
池の周りにはクリンソウが見ごろを迎えていた。
大池のすぐ近くに大鹿そばの店「おい採」があるが、残念ながら昼食を食べた後だったのでパスせざるを得ない。
数種類の山菜の天ぷらを食べたかったな~
ここから陣馬形山へ行ってキャンプする予定であったが、これ以上林道をドライブする気力が失せたので、「道の駅 遠山郷」で車中泊に変更。
野遊人
尾しか村には青いケシを栽培している中村農園があり、さらにその奥を進むと黒川牧場内に池があり、標高2,000mにあるため「天空の池」と呼ばれている。
地図を表記しましょう(ちょっと見づらいね)。
大鹿村の中心地から長いこと林道を上るのだが、かなり行ったところにも集落があり驚かされた。
ここが黒川牧場の入り口で「この先砂利道のため、注意して進行してください」との看板がある。
砂利の坂道を右に左にとハンドルを切るが、目的地手前でボクの前輪駆動のベルファイヤはタイヤがスリップして上ることができなくなった。
幸い車を駐めるところがあったので、ここから歩いていくことにした。
ここが「天空の池」だが、カラ梅雨のため、池は干上がる寸前、あまりよい景観ではない。
しかし周りの景色はグー!、中央アルプスがくっきり見える。
ここで出会った犬好きの若い姉妹にオイソが飛びつき、キャーキャー言いながらオミソと戯れ、記念にカメラのシャッターを押してくれた。
「二児山遊歩道マップ」には、ペットはご遠慮下さいとの注意書きがあり、早々に退散した。
二児山、黒河山、笹山とも標高は2,000mを超え、3時間半ほどで周回できる。
20分ほど下ると青いケシで有名な中村農園(入場料500円)がある。
青いケシはメコノプシス・グランディスと言い、ヒマラヤ山脈やチベットが原産の高山植物。
何のために栽培しだしたんか聞き忘れたが、麻薬の原料ではないことは確かだろう。
中村農園の近くに大池があり
行けにはスイレンが咲いている。
池の周りにはクリンソウが見ごろを迎えていた。
大池のすぐ近くに大鹿そばの店「おい採」があるが、残念ながら昼食を食べた後だったのでパスせざるを得ない。
数種類の山菜の天ぷらを食べたかったな~
ここから陣馬形山へ行ってキャンプする予定であったが、これ以上林道をドライブする気力が失せたので、「道の駅 遠山郷」で車中泊に変更。
野遊人
SNSからの発信により、一気に有名になった関市の「モネの池」。
バイクで行こうと考えていたが、カミさんが今日一日空いているからどこかへ連れて行ってとせがまれたので、車で行ってきた。
まず高賀神社の入り口にある高賀神水庵の湧水を汲み込む。
次々と訪れる地元の方は、20Lポリタンクに水を入れ、台車に乗せて車に積み込んでいく。
そして車で走ること5分、目的地の根道神社に行く。池はこの右にある。
左手は見ずらいが、池の両側にはカメラを手にした観光客でいっぱい。
池には湧水が湧いているのでいつでも澄んでいる。
湧水が湧いているところは砂が軟らかく、そのため水草が生えない。
これが額に♡のマークを付けた鯉。
コンデジで写すのはなかなか大変。
これは池に生えるコーホネ
それにスイレン
平日にもかかわらず大変な人出。
板取はここの他にも株杉、あじさい街道、千年桜、渓谷など見どころがたくさんあり、アユ料理の店が多いのも特徴。
野遊人
バイクで行こうと考えていたが、カミさんが今日一日空いているからどこかへ連れて行ってとせがまれたので、車で行ってきた。
まず高賀神社の入り口にある高賀神水庵の湧水を汲み込む。
次々と訪れる地元の方は、20Lポリタンクに水を入れ、台車に乗せて車に積み込んでいく。
そして車で走ること5分、目的地の根道神社に行く。池はこの右にある。
左手は見ずらいが、池の両側にはカメラを手にした観光客でいっぱい。
池には湧水が湧いているのでいつでも澄んでいる。
湧水が湧いているところは砂が軟らかく、そのため水草が生えない。
これが額に♡のマークを付けた鯉。
コンデジで写すのはなかなか大変。
これは池に生えるコーホネ
それにスイレン
平日にもかかわらず大変な人出。
板取はここの他にも株杉、あじさい街道、千年桜、渓谷など見どころがたくさんあり、アユ料理の店が多いのも特徴。
野遊人
岡崎こども美術館(娘が小さい頃、工作に連れて行った)で「はしもとみお 彫刻の世界展 木のどうぶつたち」が開催されている。
「ありのままの、その命の歴史を刻むこと」動物肖像彫刻家はしもとみおさんが心に深く刻んだ言葉。
「ただの犬ではなく、ただの猫ではなく、世界にひとつの、たったひとつの命を刻み込みたい」との強い思いを込め、一本の丸太に新たな生を吹き込んでいる。
その言葉通り愛くるしく、ほほえましく、目に命が吹き込まれているような表情。
右手前のだらけた表情の猫には思わずクス
猫好きな人にはたまらない光景でしょうね。
左はレトリバーだね。
黒シバ、目が生き生きしている。
ミーアキャット
最後の晩餐
大きな彫刻は二つの木を張り合わせて制作されている。
当たり前だが、デッサンもうまい!
作品はまだまだいっぱいあるから、ぜひお出かけください。
フラッシュを使わなければ撮影OK
野遊人
「ありのままの、その命の歴史を刻むこと」動物肖像彫刻家はしもとみおさんが心に深く刻んだ言葉。
「ただの犬ではなく、ただの猫ではなく、世界にひとつの、たったひとつの命を刻み込みたい」との強い思いを込め、一本の丸太に新たな生を吹き込んでいる。
その言葉通り愛くるしく、ほほえましく、目に命が吹き込まれているような表情。
右手前のだらけた表情の猫には思わずクス
猫好きな人にはたまらない光景でしょうね。
左はレトリバーだね。
黒シバ、目が生き生きしている。
ミーアキャット
最後の晩餐
大きな彫刻は二つの木を張り合わせて制作されている。
当たり前だが、デッサンもうまい!
作品はまだまだいっぱいあるから、ぜひお出かけください。
フラッシュを使わなければ撮影OK
野遊人