新聞やテレビで報道されてご存知の、中央アルプスにおける韓国人登山者の遭難事故を考えてみたい。
というのは、ブログに記載したように、14日、15日に同じところを歩いているので、何故事故が起きたかボクなりに考えてみた。
山荘の方(多分、木曽殿山荘)が、悪天候なので山歩きをやめるように忠告したにもかかわらず彼らは宝剣岳に向けて出発した。
檜尾岳から濁沢大峰は岩稜帯を歩く。
岩稜帯の岩には、登山道を示すペンキのマーキングがあるが、白のペンキでかなり消えかかっていて分かりにくい。
恐らく岩稜帯で道を失ったのではないだろうか。
樹林帯の登山道でコースミスをすると、踏み跡がなくなりコースミスに気付くが、岩稜帯では気づきにくい。
しかも雨でほとんど視界が効かなく、前方が見通せなかったと思う。
15日、檜尾尾根から登り、宝剣岳を目指した70歳の方と温泉で話をした。
歩行速度が遅く、宝剣山荘への到着が遅くなると判断して、ツエルト(簡易テント)でビバークしたが夜雨が降り、死ぬかと思うくらい寒かったと言っていた。
ツエルトなしではとても耐えられない寒さだったと推測される。
あの雨と風では宝剣岳を通過するのは困難で、ロープウェイ駅へ迂回するのが事故を防ぐ道と思う。
日本人のガイドがいれば、恐らくそのような道を選択したであろう。
この事故を教訓に、十分注意して山と向き合おう。
野遊人
というのは、ブログに記載したように、14日、15日に同じところを歩いているので、何故事故が起きたかボクなりに考えてみた。
山荘の方(多分、木曽殿山荘)が、悪天候なので山歩きをやめるように忠告したにもかかわらず彼らは宝剣岳に向けて出発した。
檜尾岳から濁沢大峰は岩稜帯を歩く。
岩稜帯の岩には、登山道を示すペンキのマーキングがあるが、白のペンキでかなり消えかかっていて分かりにくい。
恐らく岩稜帯で道を失ったのではないだろうか。
樹林帯の登山道でコースミスをすると、踏み跡がなくなりコースミスに気付くが、岩稜帯では気づきにくい。
しかも雨でほとんど視界が効かなく、前方が見通せなかったと思う。
15日、檜尾尾根から登り、宝剣岳を目指した70歳の方と温泉で話をした。
歩行速度が遅く、宝剣山荘への到着が遅くなると判断して、ツエルト(簡易テント)でビバークしたが夜雨が降り、死ぬかと思うくらい寒かったと言っていた。
ツエルトなしではとても耐えられない寒さだったと推測される。
あの雨と風では宝剣岳を通過するのは困難で、ロープウェイ駅へ迂回するのが事故を防ぐ道と思う。
日本人のガイドがいれば、恐らくそのような道を選択したであろう。
この事故を教訓に、十分注意して山と向き合おう。
野遊人
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