「乳岩」は“にゅうがんでもなく”“ちちいわ”でもなく“ちいわ”と読む。
乳岩を眺めるには登山コースを少し外さなければならないが、ここを歩くならぜひ見ておきたい奇岩だ。
写真では見にくいが、岩と岩の間にかけられたはしごを登ってきたところ。
これもちょっと見にくいが、写真中央やや右にある鉄のはしごを登り、穴を通り抜ける。
数年前来た時は、岩が崩れ通行禁止になっていた。
クライマーが見れば飛びつきそうな岩だ。
通天橋
鷹さ23m、長さ22mの石門。
風化によって浸食されたものらしい。
東海地震が発生したら崩れてしまうだろうなと、娘と話しながら岩の下を抜ける。
高さ7m、幅15m、奥行き7m。
岩の表面の白い粉が目薬になると言い伝えられている。
穴には観音様が祀られている。
高さ11m、幅18m、奥行き16m
ここの鍾乳石が乳房ににているところから乳岩の由来があるそうだ。
ここに祀られている子安観音1788年に建立されたもの。
中央の観音様は頭が取れている。
山歩きはできないが乳岩見学だけならハイキング感覚で来ることができるので、興味のある方は新緑のこの季節にいらしてはいかがでしょうか。
野遊人
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