17日、おじさんとおばさんの熟年、いや中高年と言うべきか、8人のパーティで鈴鹿の竜ヶ岳に行ってきた。
4年前の同じ時期にも登っているが、この時は雪がうっすら積り、山頂は強風で周囲を眺めることができなかった。
この時のコースはホタカ谷(裏道とも言う)から登り、石榑峠(いしぐれ)を経る表道を下山した。
しかしホタカ谷は度重なる大雨により危険個所があるので、通行しないよう通達があったので、今回はヨコ谷(中道)から登り、最近ルートができた金山尾根から下山した。
金山尾根ルートの他にも遠足尾根というルートもできていた。
宇賀渓の駐車場から出発して30分すると「五階滝」と呼ばれる滝が現れる。
おそらく5段の滝になっているのでしょう。
ホタカ谷には大きな堰堤が二つあり、堰堤に設けられた階段を子のように登る。
足を進めると中道との分岐があり、まっすぐ行けば「長尾滝」があるが、滝は見ずに中道を進む。
山の中腹では青い空をバックに見事な紅葉が顔を出し始めた。
これを見に今日は来たのだと、改めて思い出す。
3時間の登りで、背の低い笹原が特長の山頂に到着。
山頂は大変な人出。
こんなに人気があるとは思っていなかった。
人はずれに場所を取って昼食をいただき、金山尾根を下って下山。
宇賀渓の駐車場に戻ると餅つきを行っている。
係の人が「どうぞ食べて行ってください。地元の石榑茶も飲んでいって下さい」と疲れた体に炭水化物を補給した。
野遊人
PR