忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2024/04/26 09:03 |
雪、強風、ホワイトアウト、雨の野伏ヶ岳
「ウィングヒルズ白鳥リゾートスキー場」や「いとしろシャーロットタウンスキー場」の奥にある野伏ヶ岳に行ってきた。
白山中居(ハクサンチュウキョ)神社の駐車場は満車、かろうじて1台置くことができた。
豊橋ナンバーが2台、神戸、栃木、湘南のナンバーなど、多方面からきている。
その多くが山スキーを楽しむ人たちだ。

駐車場付近は50cm以上の積雪がある。
多くの登山者で踏み固められており、つぼ足(登山靴)で歩く。

ショートカットコースを見落としたため、ひたすら林道を歩く。
先頭を歩く相方はなぜかピッチが速い。
80分ほどで牧場跡に到着。

だだっ広い雪原をひたすら歩く。
晴れていれば大日岳、天狗岳、丸山、銚子ヶ峰、白山などが見えるのだが・・・
前方に本日登頂する野伏ヶ岳がでーんと姿を現す。

牧場跡地の牧草地には、5張のテントがあった。
山スキーを楽しむグループだった。

尾根の取り付きまで足を進め、ここからアイゼンを装着する。
同時にリュックからピッケルも取り出す。
今まではリュックの飾りとなっていた、昨年購入したブラックダイアモンドのピッケルを初めて使用する。

ダイレクト尾根を登る。
どこを歩いてよいが、一応先行者のトレースに従う。

山頂まで20分のところでクラックが口を開けて待っている。
クレバスというほど大きくはないがが、深さは3m以上ありそうだ。

先行する9人のパーティの後についていく。
このころはガス、雪、強風で10m先は視界不能なホワイトアウト。
吹きっさらしの斜面は凍りついていて、アイゼンの爪を刺しながら進む。
分岐で先行のパーティが、ストックを立てて目印にしていた。
これは助かる。

前を行く9人のパーティ、10m先が見えないのがわかるでしょう。
 
ほどなく山頂に到着。
山名盤、三角点は雪の中。
頬に当たる雪が痛い。
早々に退散。
今来たトレースは強風が吹き飛ばす。

山頂まで20分のところで別のパーティに出会うが、トレースが分からないのでここで引き返すと言う。
山では引き返す勇気が必要と言うが、ここで引き返すのはつらいな。
山頂で記念撮影。

無事下山。
スキーで降りてきた人が、駐車場前の橋の上を行く。

天気が悪いのを承知の上で行ったため、雪、強風、雨、視界不能に泣かされた修行登山だった。

豊橋ナンバーの人たちが帰り支度をしていたので声をかけると、東三河山ぽ会の人達で、会が発行した「私達の明神山」を参考にしていると告げると、来月30数コースを紹介した本宮山の本を出すそうだ。
これは購入せねばならない。

野遊人

拍手[2回]

PR

2014/03/17 14:19 | Comments(0) | 山歩き

コメント

コメントを投稿する






Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 (絵文字)



<<まだまだ油断できないインフルエンザ | HOME | 本宮山荒沢ルートを登る>>
忍者ブログ[PR]