ドライバーから「ねずみ捕り」と忌み嫌われているスピード違反の取り締まりが、見直されるようだ
スピード違反の取り締まりは幹線道路を中心に行われていたが、歩行者などの「交通弱者」事故に巻き込まれるのは、生活道路や通学道路。
生活道路での事故では、死傷者の35.7%は歩行者や自転車利用者。
一方道幅が広い幹線道路の19.6%より格段に高いため、生活道路や通学路などでの取り締まりに重点を移すようだ。
スピード違反の取り締まりは、「やりやすい場所」つまり事故の発生率とは無関係な、スピードが出やすいところで“張っている”。
ボクも何度か「ねずみ捕り」に捕まっている。鳳来町の257号線、作手の301号線、田原の町道など、自転車や歩行者は皆無で交通量もさほど多くないところばかりだ。
しかもすべてが制限速度40km/hで、その時の超過速度は17~18km/h。
スピード違反の取り締まりは、交通事故を減らすのが目的ではなく、捕まえるのが目的だと以前から言われており、警察庁はようやく実効性のある取締りに重い腰を上げるようだ。
むろん安全運転には心がけるが、多くのドライバーから歓迎されるでしょう。
野遊人
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