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2024/04/24 15:55 |
冤罪豊川幼児殺人事件 田邉さんを守る会


豊川幼児殺害事件とは、14年前の2002年7月の深夜、豊川のゲームセンター駐車場内で、車内で寝ていた1歳7か月の幼児が連れ出され、翌朝、御津町佐脇浜の海岸で遺体となって発見された事件。

目撃者も物証もなく、ゲームセンター駐車場にあった車の持ち主の事情聴取を開始し、8か月後の翌年4月、田邉雅樹さん(逮捕当時は川瀬さん)が自供し逮捕された。

しかし、唯一の証拠とされた自白には信用性に多くの疑問があり、自白は変遷を繰り返した。

例えば「幼児をガードレールの向こう側(海側)に立たせて道路側から押して海に落とした」とされていたが、朝日新聞の調査などで、犯行時刻は干潮時で、岸壁直下は岩が露出し、自白通りなら遺体に傷があるはずと疑問点が示されると、「自分もガードレールを超えて立ち、バスケットボールのように数メートル投げた」と変更した。

明らかに警察の誘導。

一審の名古屋地方裁判所で「自白の信用性には大きな疑念が残る」として無罪が言い渡された。

しかし二審の名古屋高裁では「自白の根幹部分は信用できる」として、逆転有罪判決をし、最高裁への上告は棄却され、現在大分刑務所に収監されている。

当時の潮の流速からすると、1時40分に投棄したなら遺体発見場所はもっと先になり、遺体発見場所から投棄場所を特定すると、立ち入ることができない、フェンスに囲まれた工場の敷地になる。

海上保安庁の回答にもかかわらず高裁の裁判長は、専門家の見解を誤差範囲と切って捨て去っている。

国民救援会は冤罪事件として「冤罪豊川幼児殺害事件 田邉さんを守る会」を結成して、担当弁護士とともに田邉さんの救済に乗りだし、先月名古屋高裁に再審を申し立てた。

 

「ゲームセンターの駐車場を出た初めての信号が赤で点灯・・・」と供述しているが、ここの信号は夜12時を過ぎると点滅信号に変わり(愛知県警)、供述と矛盾していると新証拠を上げている。

田邉さんが逮捕されて以降新聞などの報道を見る限り、限りなく冤罪だと確信していたので、高裁の判決は驚くばかりで、守る会に入会して微力ながら田邉さんの救出に尽力したい。

野遊人

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2016/08/11 15:42 | Comments(0) | 雑記

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