200m先の信号が霞んでいる。
300m先の橋は全く見えない。
その橋の上からこちら側を撮影。
当たり前だが太陽も霞んでいる。
ちょこっと幻想的な気分での散歩となった。
野遊人
発刊から10年ほど経過した本だが、以前から読もうと思っていた藤沢周平の短編集を読んでみた。
たそがれ清兵衛、うらなり与衛門、ごますり甚内、ど忘れ万六、だんまり弥助、がが泣き半兵、日和見与次郎、祝い人助八の8編が収録されている。
そのどれも、あだ名がついた、うだつが上がらない、城の勤める下級武士を描いている作品。
但し、いずれも藩内一、二を争う剣の腕前。
お役目のために剣をふるい、役目が終われば何事もなかったかのように元の生活に戻り、侮られる人間に戻る。
典型的な勧善懲悪であるが、普段はうだつが上がらない人間を描いているのが、この作品の面白さだと思う。
どの作品も構成がワンパターンという批判する人もいるが、ボクには面白く読めた。
山田洋次監督が、藤沢作品のいくつかを映画にしていることに納得した次第である。
野遊人
以下はある人のブログ
携帯に突然メールがきました。
「私携帯を水中に落とし、メールアドレスを変えましたので訂正お願いします。」
名前がなかったので「あなたは誰?Who are you?」
「私は鎌倉にずっと住んでいる××といいます。久しぶりに二人でゆっくりお食事しませんか?
名前に心あたりはないし、「もしや間違ってメールしたのでは?」と返信したところそれっきり返信はありませんでした。
はっと気づいたのは、暇な男がどこからかメールアドレスを手にいれて、若い娘さんを引っ掛ける目的で「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」で打っているのでしょう。
怖くなって即刻削除しました。
以下はボクの迷惑メールの話
10日ほど前、知らない人からメールが入り、「どなたですか」と返信したところ、「名刺に書いてあったアドレスを・・・間違えたようです」ときた。
「間違いです」と送ると、以来、毎日10通以上のメールが入るようになった。
「悲しいです」「最後のメールになります」「怒っています?」「もしかして携帯が調子悪い」などと送ってくる。
もちろん迷惑メールフォルダーに入るから読んではいない。
それにしても何が楽しいのか。
野遊人
いなさJCTと豊田東JCTが13日開通する新東名高速道は、長篠の戦いがあったところを走る。
武田軍は豊川を挟んで、長篠城の東に、久間砦、鳶ヶ巣砦、君ヶ伏床砦、姥ヶ懐砦、中山砦を築いた。
新東名の建設に伴い、中山砦の史跡が失われることに危機感を持った郷土史家が、自治体やNEXCO,建設会社とかけあい、史跡を残し、新たに造成されたので覗いてきた。
新東名の高架下を登っていくと通行止めになっているが、左手に階段があり、そこを登ると何もない!
建設中の新東名の反対を見ると櫓があるので行き先を間違えたことに気づいた。
そこから見た新東名の乗本トンネルの建設現場
一度下って212段の長い階段を上る。
最近作られた櫓
「中山砦跡碑」と史跡の案内もある。
右の銘板を拡大すると
信玄が大野田城を攻めた時、時雨が上がったので蓑を掛けたと言われている松で、大正末に枯れて切り倒されたそうだ。
鎧掛け松は浜松城の近くにもあり、こちらは家康が利用した松。
中山砦から豊田方面を眺めると新東名が美しく伸びている。
岡崎にいる徳川家康に援軍を求めるため城を抜け出た鳥居強右衛門が、城脱出を知らせる狼煙を上げ、援軍来たるのの狼煙を上げた山が前方にある。
武田軍の本陣、医王寺を見下ろすことができる。
中山砦から乗本トンネルを見る。
目をやや左に向けると、何度も登った棚山や鳳来寺山が見える。
212段の階段は少々きついが、歴史に思いを寄せて、景色を眺めにいらしてはいかがか。
13日の開通が楽しみだが、交通量が落ち着いた頃を見計らって新東名を走ろう。
野遊人
ネットで「路面電車の日」を検索すると、6月10日が「路面電車の日」で、イベントが開催された記事を散見する。
6=ロ、10=テンで、路電にひっかけたそうな。
では今日の「路面電車の日」は?
もう一つの今日の日は「愛妻の日」だそうな。
1=ローマ字のアイ、31=サイで愛妻の語呂合わせ。
では1月2日は愛夫の日?
そもそも愛妻なる言葉はあっても愛夫はない。
妻は愛されても夫は愛されない存在なのか。
朝からボヤいて申し訳ない。
野遊人