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2026/04/08 01:44 |
透析昔話 その31 派遣臨床工学技士

ガンブロ社のAK-10は、除水コントローラーがないが、すべてのベッドにスケールベッドと呼ばれる秤が設置されていて、秤に表示される体重で除水量をコントロールしている。


但し手動で行うのではなく“CAMシステム”と呼ばれ、1台のパソコンで全台の透析装置のTMPをコントロールするものになっている。


この時代にパソコンで中央監視しているとは“すごい”と思う方がいるかもしれないが、新しい透析装置の開発をしていないので、やむを得ずこのような方式を採用したに過ぎない。


このシステムだけで5千万円とも6千万円とも聞いており、透析装置の購入費は別途かかる。


増え続ける透析患者に対応するため、ベッド間隔を詰めて透析ベッドを増床することになった。


そこでボクは副院長に、日機装の透析装置のデモを願い出た(院長は外部から招聘された方で、いろいろな権限は副院長が持っていると判断した)


案ずるより産むがやすしの言葉通り、簡単にOKが出た。


1
ヶ月後、装置の選定に看護師の意見は、異口同音に日機装のDBB-22Bに軍配が上がった。


AK-10
では除水量を設定するのにパソコンの前にいき、それぞれのベッドを画面に開かなければならないが、DBB-22Bでは装置の前で入力できる。


病棟から依頼の病棟透析では、透析装置の他にスケールベッドを持ち込み、4つのロードセルをベッドを持ち上げて配置しなければならない。


さらに除水はベッドの表示を見ながらTMPを手動でコントロールしなければならないが、DBB-22Bでは除水量を入力しておくだけである。


ここで驚いたのは購入価格、AK-10をこれまで1台480万円で購入していたが、競争相手が現れた今回は300万円で提示。


最終的に日機装が280万円で落札した。


ちょっと調べれば、透析装置の他院の購入価格はどれ位なのか分かるのに、調べもせずに業者の言いなりで購入する、恐るべき公務員体質には驚きの連発だ。


野遊人

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2016/03/09 12:41 | Comments(0) | 臨床工学技士
霧の朝
今朝6時半、オミソの散歩に玄関を出ると、外は霧で覆われている。

200m先の信号が霞んでいる。

 

300m先の橋は全く見えない。

 

その橋の上からこちら側を撮影。

 

当たり前だが太陽も霞んでいる。

 

ちょこっと幻想的な気分での散歩となった。

野遊人

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2016/03/08 07:11 | Comments(0) | 雑記
透析昔話 その30 派遣臨床工学技士No.2

県外の市立病院に臨床工学技士として派遣され、病院に出向くと、公務員の世界(社会というべきか)には驚くことばかりだった。

透析B原液(以下B剤)は、200L のタンクに精製水を入れて、所定量の重曹の粉末を溶解して使用していたが、透析液は薬剤だからと言う理由で、病院の薬剤師が毎回作製していた。


そのこと自体は驚くことではないが、日勤の薬剤師の出勤時間は午前9時と決められており、B剤の作製は9時以降行われる。


昼間の透析治療は午前9時から開始するが、それまでに透析装置を立ち上げておかねばならないので、当然治療開始に間に合わない。


そこでB剤が作製されるまでの間は、昨日の残りのB剤を使用していた。


これには驚愕するばかり、何故なら一晩置いたB剤は、炭酸ガスが抜けてアルカリ化剤の役目を果たさず、これではただの塩水に過ぎない。


薬剤の効能を知り尽くしている薬剤師が、薬効よりも自分たちの勤務時間を優先することには、開いた口が塞がらない。


驚くべき公務員の世界はまだまだあり、追々紹介するが、看護師たちは目の前の患者さんを前にして、一所懸命仕事に取り組んでいることを報告しておく。


野遊人

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2016/03/07 09:43 | Comments(0) | 臨床工学技士
鰻の「しまごん」
平成11年から3年間、磐田メイツクリニック(当時駅南クリニック)に人事異動により勤務していた。

職場の割りと近くに「しまごん」という鰻屋さんがあったが、ネーミングと店構えにセンスが感じられなかったので、寄る気にはなれなかった。

 

先日何気なく食べログを見ていると、客が多くなかなか評判が高い。

そうならば行かなくてはならず、バイクで出かけてみた。

火、水が休みで、11時から開店、ランチは月、木、金のみ、11時に入店し、Aランチ(1,900円)を注文。Bランチは1,500円。

海苔有にしますか無しにしますか、と尋ねられ、意味が分からないまま海苔有にした。

鰻とご飯の間に海苔が敷いてある。

 

軟らかくジューシーな鰻で、外側はパリパリ、タレは甘辛過ぎず、うっ旨い。

+100円でご飯大盛りを頼めばよかった。

うな重(並)2,300円、(上)2,800円、二段4,400円、ジャンボ丼3,800円、ひつまぶし2,800円、お値打ちだよね。

ビックリなのは、ルアー専用の釣り堀が併設してあること、4名のアングラーがロッドを振っていた。

 

店の前にはニジマスの飼育池がある。

 

店に入る前はてっきり鰻の飼育池と思った。

全国各地に鰻屋さんがあるが、釣り堀併設の鰻屋さんは「しまごん」だけだよな。

美味しい鰻丼、ごちそう様でした。

野遊人

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2016/03/06 08:00 | Comments(0) | ツーリング
透析昔話 その29 派遣臨床工学技士No.1

臨床工学技士法が制定されたのは昭和63年4月1日、翌年受験資格を得て免許を取得した。

その翌年であったと思うが、県外の市立病院の院長先生から三木院長に、臨床工学技士がいないので、毎日でなくてもいいから臨床工学技士を派遣してくれないかと要請があり、週に2日行くことになった。


行って驚いたのは、26床の透析室は全て個人用の透析装置ガンブロのAK-10が配置されていたことだ。


と言うのは、愛知県内で、時代遅れのAK-10を使用しているのは1施設だけで、殆どの施設は個人用透析装置よりも多人数用透析液供給装置+透析監視装置の組み合わせの方が多いからだ。


さらにAK-10はバイカーボ仕様になっていたが、B原液注入ポンプはチューブをローリングポンプ(血液ポンプと同じ構造)でしごいて吸引し、しかも定量ポンプ(回転数を固定)という恐ろしい代物だった。


と言うのは、チューブが劣化してくれば吸引量が低下するので、濃度セルで濃度をチェックしながら、原液注入ポンプの回転数を制御する構造でなければならない。


血液ガス分析装置で、それぞれの装置の重炭酸濃度を測定してみると、とんでもなくバラついていた。


これは“どげんかせんといかん”何故なら、バイカーボ透析は重炭酸濃度が命からだ。


そこで院長先生に、多人数用透析液供給装置で透析液を作製して、AK-10に供給してはと提案したが、ボクが派遣されている3年の間に、この提案は日の目を見ることはなかった。


野遊人

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2016/03/05 09:29 | Comments(0) | 臨床工学技士

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