13日、ツーリング仲間と岡崎の男川ヤナに行ってきた。
このイベントを企画したツーリング仲間のリーダーは静岡に住んでおり、わざわざ愛知県に来る理由を尋ねたところ、静岡にはヤナがないそうな。
東三河だけでも寒狭川広見ヤナ、宇連川ヤナ、設楽観光ヤナ、上寒狭川観光ヤナがあり、西三河には7つもある。
漁業権の絡みでヤナの開設が認められていないのだろうか。
ボク自身はヤナにはあまり興味はないが、久しぶりに会うツーリング仲間との会話が楽しく参加した。
産卵のために下流に移動する習性を利用したのがヤナ漁で、雨が降って水温が低下すると一気にアユは落ちる。
観光ヤナは、ヤナの直前に敷設したパイプに養殖のアユを入れて、アユがヤナに入るように仕掛けてある。
だから客一人当たり3匹のアユをパイプから流す。
ボクらの前にヤナを楽しむグループ
人為的に落ちてきたアユ
これがツーリング仲間
捕まえたアユは塩焼きとフライにしていただいた。
ヤナを楽しんだ後は、竜岩洞の鍾乳洞へ移動。
ボク以前見学したことがあるので中に入るのは止めたが、見学料1,000円は高いなぁと仲間がつぶやいていた。
感心したのは以前なかったものが設けられ、お客さんを呼ぶための経営努力がうかがえた。
君が代の歌詞にある「さざれ石」
石灰岩の小石がくっつきあって成長したものだそうで、正式名称は角礫状石灰岩と言うそうな。
野遊人
道の端にキノコが生えていた。
名前も知らなければ食用かどうかも分からないので、眺めるだけである。
下呂温泉から国道257号線を走り苗木城に来たわけだが、国道沿いに道の駅やJAの直営店などがあり、地元の農産物を販売している。
そこでお土産を購入。
これは原木しいたけ。
ニセアブラシメジ(地元ではシバモチと言う)、1,350円。
栽培ではなく天然物と思う。
というのは、ゴミがたくさん付いているから。
枝豆、194円。
栗きんとんといえば川上屋かすやが有名だが、食べログに記載されていた仁太郎の栗きんとんと栗子餅を購入して帰宅。
帰宅してからニセアブラシメジ、シイタケ、豚肉、大根、ニンジンでキノコ汁を作った。
鍋いっぱいに作ったので翌朝の朝食に、さらに里芋を加えて夕食にも添えた。
我ながら美味しくできたと思っている。
野遊人
赤い橋は県道6号線にかかる玉蔵橋
綿蔵門跡、夕方七つ時(午後4時)以降門は閉められ、天守へはいけないようになっていた。
左は千石井戸、城の一番高いところにもあるにもかかわらず、水は涸れることがなく、千人の用を足したと言われ千石の名がついている。
通路は本丸口門。
この奥に武器蔵と具足蔵があった。
城の最上段にある天守。
通常なら巨石が築城の邪魔になるが、うまく巨石を利用している。
周囲45mの花崗岩の馬洗石。
敵に攻められ水を絶たれた時、岩の上に馬を乗せ、米で馬を洗い、あたかも水が豊富なように敵を欺いたことから名づけられた。
でも千石井戸は水が涸れないとあり、そんなことをする必要があったのだろうか。
天守から木曽川を眺める。
正面の山は雲に隠れた恵那山。
苗木城に霧がかかれば、さながら天空の城竹田城のように想像できる。
もっとうまく宣伝できないものだろうか。
野遊人
キャンプやバイクツーリングで中津川はよく通ったのだが、中津川に大変立派な山城、苗木城があることは全く知らなかった。
城 の眼下には木曽川が流れ、木曽川から山頂までは標高差170mある。
築城時期については諸説あり、はっきりしたことが分かっていないようだが、16世紀前期から中期にかけて、苗木より北で勢力を張っていた遠山氏が移り住んだと言われる。
その後、戦乱期に遠山氏は城を追われるが、関ヶ原の戦いに先立ち、遠山友政が城を奪還し、江戸時代を通じ、12代にわたり遠山氏が城をおさめた。
地形を活かした城作りが行われ、石垣は6種類の積み方が見られる(パンフレットより)
下の写真は坂下門の跡。別名久世門。
三代領主友貞の奥方の実家で苗木城改修の際に尽力した、徳川家譜代の久世家の名前から来ていると言われている。
地形を巧みに利用して城作りがうかがえる。
積石をきれいに加工して、隙間がないように積まれている石垣(のみ切り加工整合積)
これは打込石整層積と思われる。
ここにも地形を活かした、巨石を利用したと言うべきか。
巨石の隣の石垣は谷積み技法を用いた石垣。
竹田城へは行ったことがないが、少なくとも資料で見る限り、決して竹田城に引けを取らない規模と景観を持った山城であると思う。
野遊人
行き先は下呂温泉にある墳泉池。
温泉が噴き出ている池で、下呂温泉の真ん中を流れる飛騨川の河原に設置してある。
むろん無料。
橋から丸見え、だから女性はおろか誰も入浴していない。
入浴の支度をしていると、20歳代の若者が来た。
風呂は熱いけどヌルヌルの泉質が気持ち良い。
風呂から橋を眺める。
墳泉池の案内板を見ると、男女とも水着を着用して入浴してくださいと断り書きが。
そんなことは知らないボクはスッポンポンで風呂に入っている。
今頃気づいても・・・開き直って入浴を続ける。
良い子の皆さんは真似しないように。
池から下呂温泉街を眺める。
温泉旅行が唯一の娯楽であった60~70年代に建てられたと思われるような古い建て物ばかりで時代を感じさせる。
「ヌードショー」なる看板も時代を感じさせる。
いつでも駐車できるか保証はないが、無料の駐車場があるので温泉好きな方は一度訪れたらいかがでしょうか。
野遊人