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2025/07/28 13:20 |
初冬の燕岳 その2
これが燕岳の山頂、花崗岩の岩塔がオブジェとなっている。
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合戦尾根を歩いている時心配した雲がとれ、アルプスの山々が顔を出した。
正面は野口五郎岳だろうか。
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立山連峰もどっかりと雪をいただいている。
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北アルプスのシンボル、槍ヶ岳も顔を覗かせた。
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山荘で持参したウィスキーを傾けながら食事をしていると、TVで豊川信金立てこもり事件を放映している。
山頂でもTVを見ることができるんです。
ネットも接続されているんです。

一夜明けた朝、吹雪まで至らないが雪が降っている。
2日前の天気予報では午後から低気圧が通過するとしていたが、少し早まったようだ。
2日目の山荘はこんな感じ。
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9時に山荘を出て11時半登山口に着いた。
登山口にある有明荘で湯につかり、昼食をいただいて帰宅した。
以前国民宿舎であった有明荘は、現在燕山荘のグループに経営が移っている。
山荘も有明荘も、どちらも気持ちのよいスタッフの応対であった。

1年ぶりの雪山はとても気持ちが良かったが、履き慣れないアイゼンのため、大腿の筋肉痛が激しい。

野遊人

 

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2012/11/25 09:09 | Comments(0) | 山歩き
初冬の燕岳 その1
標高2,763mの燕岳(ツバクロダケ)登山に、歯科医師会の山好きの先生二人から誘われ、22、23日に登ってきた。
中高年3人組の山姿
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大正10年開業の、燕岳の山小屋「燕山荘」のブログを拝見すると、今年の降雪は例年より早く、すでに1mの積雪だそうだ。

登山口から山頂まで5.5km、約5時間の歩行、標高差は1,260m。
9:15登山口を出発。
出発して間もなく、道は凍てついておりアイゼンを装着。

第1、第2、第3、富士見ベンチで休憩を取りながら合戦小屋に到着。
小屋まわりは完全に冬山の様相。
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小屋から1時間、燕山荘に到着。
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合戦小屋では雲が多く、遠望を眺めることができるか心配したが、雲はあるものの青空をのぞかせた。
テント泊の強者がいる。

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正面の岩山の向こうに目指す燕岳がある。
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山荘から山頂まで30分の行程。
通常ならザックを山荘に置いて頂をピストンするのだが、天気の急変を考慮して、ザックをかついで山頂まで行った。
本日はここまで

野遊人
 

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2012/11/24 11:14 | Comments(0) | 山歩き
イモトアヤコさんのマッターホルン登頂について
 タレントのイモトアヤコさんがマッターホルン登頂をはたした。
しかし、ヘリコプターで下山したことについて、世界的アルピニストの野口健さんは苦言を呈している。

「個人的な考え方ですが、山登りというものは自力で下山するところまでが山登り」
まったく同感。

それに対して一部のネットユーザーから、冒険素人のイモトさんに対してねぎらいの一言があっても良いのでは? との指摘があった。

野口健さんは、「山登りって、そういうセンチ的な感情論が実は一番良くないわけです」と反論している。
その通りであり、冒険素人が冒険してはいけないのだ。
下山できる体力がない人は、山に登ってはいけない。

憧れのアルプスに登った。

でも下山できないからヘリを要請した。
民間のヘリコプターを呼べば100万円かかるが、県警のヘリコプターは無料。
イモトアヤコさんの行為を許せば、安易にヘリコプターを呼ぶことにつながる。

少なくとも野口健さんの意見に対して、山登りをしない人は口を挟むべきではないというのは言いすぎでしょうか。
TV局も視聴率が取れればよいという安易な番組作りは自重して欲しい。

野遊人

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2012/10/02 19:10 | Comments(0) | 山歩き
上高地から駐車場

上高地に下りたボクたちは、車が置いてある安曇支所まで戻らねばならない。
ご存知のように上高地へは一般車両の通行はできない。

観光客と登山者で込み合う河童橋
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車を置いてある安曇支所には、上高地バスターミナルから新島々行きのバスに乗らなければならないのだが、運転手にあらかじめ下りる場所を伝えておけば、停留所でなくてもバスを止めてくれる。
もちろんタクシーもあるが、タクシーの運転手に聞くと1万円だと言うので1850円のバスにした。

14:40発のバスのチケットを購入したが、定員をオーバーしている。
しかし、すぐに2台目のバスを準備して、あふれた乗客を乗せてくれた。
ところが2台目のバスの運転手、ピンチヒッターであったため安曇支所が分からないという。
しかし前のバスの運転手と無線交信して教えてもらっていた。
とても融通をきかせるバス会社だ。

ボクら3人が乗ったせいで、周りの乗客には汗臭い思いをさせて申し訳ありませんでした。

野遊人

 

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2012/08/26 20:42 | Comments(0) | 山歩き
山の事故
ウェストンが歩いたクラシックルートを歩いて、目的地の徳本峠小屋について一服していると、右から左にヘリコプターが飛んでいった。
荷物を吊り下げていないからボッカ用のヘリではなく、救助用の県警のヘリと推察した。

先のブログにも記したが、前方の穂高では激しく雷が鳴り響いている。

翌日霞沢岳を目指して歩いていると、前方から、疲れきって霞沢岳でビバークした登山者に出会った。
登山者が言うには、昨日女性登山者が滑落して、ヘリで収容されたそうだ。
昨日見たヘリが、救助に向かっていたのだ。

帰宅してから新聞を読むと霞沢岳の事故は、77歳の男性と61歳の女性が滑落して重傷を負い、ヘリで収容したと掲載されていた。
また、槍ヶ岳では二人の男性が落雷を受け、一人が死亡、一人が重傷を負ったと掲載されていた。

霞沢岳ではどこで滑落したのか注意深く観察しながら登ったが、事故現場は特定できなかった。
ということは、どこでも事故は起きるのだと思い知らされた。

落雷を避けるには、雷が近すく前に安全なところに避難するのが鉄則だが、雷を予測して避難場所を探すことは、言葉で言うほど簡単ではない。

先輩諸氏の経験を参考にして、安全に登山を楽しむことにしたい。

野遊人

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2012/08/23 18:27 | Comments(0) | 山歩き

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