3時起床、4時出発。
今日はジャンクションピーク1(標高2428m)、P2、P3、P4からK1、K2を通って標高2645mを目指す。
荷物はテン場に置いて、水分と行動食、雨具を入れただけのアタックザックを背負い、ヘッドランプを着けて出発。
明かりがさしてきた頃笠ヶ岳が見えた。
2ヶ月前に登った焼岳が右前方に顔を出した。
こちら側に風が吹いているので、硫黄のにおいがする。
歩行中ほとんどガスに覆われていて、時々ガスの切れ間に上の写真のように展望が開く。
「ブロッケン現象に出会えるかもしれない」とのOさんの指摘は正しかった。
焼岳を正面にすると、ボクの影がガスに映し出され、周りは丸い虹が取り囲む。
初めて体験した。
感激!
左の山がK1,右が最終目標の霞沢岳。
K1から眺めた穂高連峰。
これもほんの一瞬の眺め。
すぐにガスがかかり、全貌を眺められたのはこのときだけであった。
霞沢岳はこの先であるが、正直もうここでいいやとネを上げそうなほど疲れたが、ここまで来たら行くしかないぞ、とOさんに励まされて重い腰を上げた。
山頂はガスに覆われ何も見えない。
我々のテントの隣にいた、ソロで登っていた女性と山頂で一緒になった。
前回は雨の中の山行であったため、今回リベンジ登山だそうだ。
テン場に戻ってテントを撤収して上高地へ下りた。
上高地は観光客と山屋さんで大変な混雑であった。
野遊人
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上高地を世界に知らせたのは、明治時代に宣教師として日本を訪れたウォルター ウェストン。
今でこそ上高地へは釜トンネルからバスやタクシーで行くことができるが、当時は安曇村の島々から8~10時間かけて行かなければならない。
毎年6月の第一土曜日にウェストン祭りが開催され、ウェストンをしのんで当時のルート(クラシックルートと呼ぶ)を歩く催しが開催される。
18日、山友2人でクラシックルートを歩き徳本峠でテント泊し、翌日霞沢岳に登り、上高地へ降りてきた。
朝4時、安曇支所に車を置いて出発。
沢沿いの林道を歩く。

岩魚止めの滝。ここから上に岩魚は登ることができないので名付けられた。
ここに小屋があり、以前は商売していたようだが、現在は閉鎖されている。

変化のない森林が続くなか、可憐な花の山野草が咲いている。

これはキツネフリ。
妙な位置から花が出ている。

センジュガンピ

タマガワホトトギス

6時間40分かけて徳本峠(とくごうとうげ)に着いた。
18kgのリュックを背負い、16kmの道のりは実にしんどかった。
左足の内腿に痙攣がおきそう。
缶ビールで苦労をねぎらい、テントで昼寝。

夜、前方の穂高岳では雲がかかり、激しい雷鳴が届く。
いっぱい飲みながら団欒していると雨が降りだした。
テントに避難するとすぐに爆睡。
いつ雨が止んだかまったく記憶がない。
野遊人
今でこそ上高地へは釜トンネルからバスやタクシーで行くことができるが、当時は安曇村の島々から8~10時間かけて行かなければならない。
毎年6月の第一土曜日にウェストン祭りが開催され、ウェストンをしのんで当時のルート(クラシックルートと呼ぶ)を歩く催しが開催される。
18日、山友2人でクラシックルートを歩き徳本峠でテント泊し、翌日霞沢岳に登り、上高地へ降りてきた。
朝4時、安曇支所に車を置いて出発。
沢沿いの林道を歩く。
岩魚止めの滝。ここから上に岩魚は登ることができないので名付けられた。
ここに小屋があり、以前は商売していたようだが、現在は閉鎖されている。
変化のない森林が続くなか、可憐な花の山野草が咲いている。
これはキツネフリ。
妙な位置から花が出ている。
センジュガンピ
タマガワホトトギス
6時間40分かけて徳本峠(とくごうとうげ)に着いた。
18kgのリュックを背負い、16kmの道のりは実にしんどかった。
左足の内腿に痙攣がおきそう。
缶ビールで苦労をねぎらい、テントで昼寝。
夜、前方の穂高岳では雲がかかり、激しい雷鳴が届く。
いっぱい飲みながら団欒していると雨が降りだした。
テントに避難するとすぐに爆睡。
いつ雨が止んだかまったく記憶がない。
野遊人
今朝の中日新聞一面に「8000メートル峰 全14座制覇」の記事が載っていた。
登山家の竹内洋岳さんが、ネパールあるダウラギリ1峰に登頂して、日本人として初めて世界の8000m峰全14座制覇に成功した。
これまで女性を含め、30人近くが達成しているが、日本人として初めて制覇した。
これまで多くの日本人が挑戦してたが、10座目で遭難し夢を果たせないでいた。
竹内さんは180cmの長身ながら体重はわずか60kgに絞り込んでいる。
空気の薄い8000m峰を登るには、余分な筋肉はそぎ落として、酸素消費量を抑える必要があるからだ。
快挙に拍手。
野遊人
登山家の竹内洋岳さんが、ネパールあるダウラギリ1峰に登頂して、日本人として初めて世界の8000m峰全14座制覇に成功した。
これまで女性を含め、30人近くが達成しているが、日本人として初めて制覇した。
これまで多くの日本人が挑戦してたが、10座目で遭難し夢を果たせないでいた。
竹内さんは180cmの長身ながら体重はわずか60kgに絞り込んでいる。
空気の薄い8000m峰を登るには、余分な筋肉はそぎ落として、酸素消費量を抑える必要があるからだ。
快挙に拍手。
野遊人
コースは、滝頭公園-稲荷山-赤松山-不動岳-藤尾山-滝頭山-仁崎峠-衣笠山
上は歩き始めてまもない赤松山付近
倒木の下を行く山ガール。
4年前の台風18号の爪あとがこのように残っている。
ここから正面に太平洋を望むことができるが、黄砂の影響で残念ながらはっきりとは見えない。
若いシオちゃんはスイスイと渡るが
滝頭不動滝の上を流れる川にはクレソンがいっぱい生えていた。
ここから滝頭山へ続く道はかなりの急勾配。
滝頭山山頂で休憩し衣笠山を目指す。
ところが、仁崎峠から衣笠山の階段を見て「もうやめ~」
ここから滝頭公園に行き、そこでランチして、本日のハイクを終了。
次はどこへ行こうか。
野遊人