開会のあいさつに立った柴田豊橋メイツクリニック院長によれば、申し込みが殺到して、来年はPLATでの開催はできないかもしれないと言っていた。
発表は10演題あり、2部に分かれて行われた。
一部の座長を務める二人
これは豊川メイツクリニックの発表で、発表最後のスライドは、今年6月に移転した新しい豊川メイツクリニック
発表後表彰式が行われ、優秀な演題4題が選ばれ、柴田院長から表彰された(写真がぼけて掲載できない)
最後に森岡崎メイツ腎・睡眠クリニック院長から閉会の挨拶が行われた。
初めて発表に舞台に立ったスタッフは、心臓がバクバクだったのではないでしょうか。
皆さんお疲れ様でした。
野遊人
降雪の時期を迎え
スロッシング現象をご存知だろうか。
液体が入っているタンクに振動を加えた場合、内部の液体が揺り動く現象をいう。
激しいスロッシングは、タンクを破壊することがわかっている。
例えば十勝沖地震や東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生した時、原油タンクの浮き屋根が破壊され、火花からの引火により火災が発生した。
原油タンクに限らず、3階以上の建物には受水槽が設置され、飲料水などが貯留されており、地震が発生すれば、スロッシング現象を受けることになる。
ボクの家の近くの市営住宅には、屋上に受水槽が設けられている。
このような構造の受水槽は、大きな地震に遭遇すると、スロッシングにより受水槽が破壊されることは明らかであり、先日全ての受水槽が撤去された。
当法人の4つの透析施設にも受水槽が設置され、大量の水を必要とする透析用水の受水槽は20t以上になる。
三遠メディメイツの災害対策員会では、各施設の受水槽が、スロッシングにより破壊されないか、専門業者に調査を依頼中で、現在大学に資料が届られて検討中だそうだ。
どんな結果になるか興味がある。
野遊人
糖尿病や慢性腎不全の患者さんは、動脈硬化の進展が早く、脳梗塞や心筋梗塞、足の血管の動脈硬化が進む閉塞性動脈硬化症を起こしやすい。
足の血管の動脈硬化が進み、血管が細くなったり詰まったりすると、歩行時の足のしびれ、痛み、冷たさを感じるばかりか、指先のちょっとした怪我でも、場合によっては手術で、足を切り落とさなければならないことがある。
そのようなことにならないように、当法人ではABI(足関節上腕血圧比)とPWV(脈波伝播速度)の検査を行っている。
測定装置はオムロンコーリン製のフォルム
しかし、下腿動脈の石灰化が著明になると、重症にもかかわらず重症度評価が不能になる。
そこで血管の石灰化の影響を受けにくい皮膚潅流圧の測定を行うことにした。
測定装置はカネカメッディクス製のPAD4000
皮膚潅流圧の測定はレーザードプラーを用いて、毛細血管レベルの血流を測定するもの。
ベッドに安静したのち、足のサイズに合ったカフを巻いて行う。
白癬などに感染しないようラップを巻いて行っている。
どのような検査結果が出るか、おそらく今年の法人の透析医療部の研究発表会で、フット管理委員会から発表されると思う。
野遊人
80歳の高齢者が運転する車が、一旦停止を見落としてボクのバイクとぶつかったのは昨年12月15日のこと。
最近、高齢者が陥る注意力の散漫、運動能力の鈍さを目撃したので紹介しましょう。
1のケース
1ヶ月ほど前、交差点手前が2車線から3車線になる交差点の中央のレーンで停止していると、カツンカツンと車に当たる音がして、右側に車が入ってきた。
相手のミラーがボクの車に当たったようだが、相手のドライバーは気づいていないのか車から降りてこないので、こちらから降りていって「あなたの車が私の車に当たりましたよ」と言って話をするが、相手は耳が遠い高齢者。
2のケース
昨日バイクで自宅に帰るときのこと、ボクが2車線の道路の右側を走っていると、左を走る計4輪が、ウィンカーも出さずにフラフラっと右のレーンに入ってくる。
ビッビーとクラクションを鳴らして注意を促すと、次の交差点を左折していったので、右に車線変更する意思はなかったと思う。
3のケース
本日岡崎へ国道1号線の右側をバイクで走っていると、ボクの前を走るプリウスが、左側を走る黒のカローラフィルダーの前に車線変更して入ってきた。
強引な割り込みではないにもかかわらずカローラフィルダーは、いきなり左にハンドルを切り、歩道の縁石に車体下部をかなり激しく(砂ほこりが立ち、ヘルメット越にガリガリっと聞こえた)ヒットさせた。
この場合ハンドルを切るのではなくブレーキをかけるべきと思うが。
上記3つのケースすべて高齢者マークのステッカーが貼付してあった。
ボクも年を重ねるとこのようになるのかなぁ。
やだやだ。
野遊人
今年は徳川家康が亡くなって400年になる。
おそらく家康ゆかりの地ではいろいろな催し物が取り組まれるでしょう。
先日登った鳳来寺山には、3大東照宮の一つ、鳳来寺東照宮がある。
でも何もなかった。
慶安元年4月、徳川家光が日光の東照宮に参詣した時、東照宮縁起に「家康の父君広忠公が、良い世継ぎを得たいと思われ、北の方(於大(おだい)の方)とともに鳳来寺に参篭し、祈願したところ、その効あって家康が授かった」と記されてあるのに感銘をうけ、鳳来山東照宮の建立を発願し、慶安4年4代将軍家綱の時代に完成したものである。
祭壇の前には「寅童子」という起き上がり小法師が祀ってある。
戦前から縁起物として作られており、招福・開運・出世・子宝・受験に御利益がある置物だそうだ。
災難に負けず常に起き上がる、起き上がり小法師。
お賽銭を入れてお参りしてきたけど、何も願い事を言わなかったのは失敗だった。
野遊人