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2025/07/26 02:44 |
ダニ感染症に注意
ダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)で、昨年秋に成人女性が死亡していたことが確認された。
似た症状が出た患者の情報を全国から集めたところ、新たに2人の死亡を確認したと厚生労働省から発表があった。

SFTSは、中国で広がりが報告されたウイルス感染症だが、3人の患者から検出したウイルスの遺伝子配列が似ていて、日本にもともとあったとみられる。
SFTSに感染しないようにするにはダニに噛まれないようにすることで、ダニが生息する草むらや藪に入るときは長袖、長ズボン、足を覆う靴などの着用するよう注意喚起があった。

ダニが媒介する感染症では、日本紅班熱とツツガムシ病が有名だが、山歩きをする人にはヤマダニにも注意が必要。

以前、田立の滝へ行ったときのこと。帰宅してから左腕に5mmほどの虫がついていて、取ろうとするが皮膚に食いついていて簡単には取れない。
ボクの場合は何とか取れたが、無理にとってはいけないそうだ。
同行の一人もヤマダニの被害にあい、皮膚科に行った。

この後が大変だった。噛まれた周囲がかゆくてたまらない。
ネットで検索すると、3カ月から1年もかゆみに悩まされたとの記事があった。
こんなちっぽけな虫でも侮ってはいけない。

野遊人

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2013/02/15 11:01 | Comments(0) | 山歩き
トレッキングストック

638e3fdc.jpeg

















トレッキングストック(トレッキングポールともノルディックポールとも言う)を愛好する人が多い。
ボクは夏山歩きには用いないが、雪山をスノーシューを履いて歩く時は必要なので、昨年ストックを購入した。

しかしストックの先についているリングは、雪山で使用するには小さすぎる(直径5cm)。

購入してもよいのだが結構高い。
そこで自作することにした。
cc4ad62c.jpeg

















ホームセンターで、テーブルなどの家具の下に敷くものがあった。
重い家具の下に敷くものだから強度は十分。
ドリルで穴を開け、リーマーで穴の大きさを調整した完成。
直径は7.5cm。
2個1組で380円。
早く試してみたい。

野遊人

 

 

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2013/02/08 08:48 | Comments(0) | 山歩き
冬の伊吹山 その2
午前中は曇りの予想なので、山頂に立っても展望が効かないので、本来なら山登りなどしない。
登山口に来てしまった以上登るしかないが、雪が深かったり、天候が悪化したら途中で撤退も考えていた。
04e09196.jpeg3人で協力してなんとか山の稜線に出ることができた。

伊吹山山頂の案内板で確認して山頂を目指すが、視界が10mほどしかなく、山頂がわからない。













2c7ad3a9.jpegするとガスの中からぼんやりと避難小屋が目に入った。
山屋さんは避難小屋と呼んでいるが、正確には天台宗伊吹山寺山頂本堂で、「覚心堂」という。

ご覧の通り本堂は氷におおわれている。









24471c1b.jpeg本堂の後ろにある日本武尊の像もご覧の通り雪と氷におおわれている。


















ecd4c0a5.jpegピンボケの写真ではなく、山頂の視界はこのありさま。
温度は意外と高く、氷点下3度ほど。
でもじっとしていると寒いので本堂の中に入る。

ここでアクシデント。
学生時代から山に登っている同行の一人が、全身で震えている。
指先が思うように動かせず、手袋も外せない状態。
湯を沸かして飲ませ、ガスストーブで暖をとるようにした。

こんな天候でも次から次へと登山者が本堂に入ってくるので外に出る。
外に立っていられないほど風が強くなってきた。
すぐ下山することにして準備するが、異変を訴える山友が心配。

アイゼンと手袋の装着を手伝い、下山開始。


955e2696.jpeg男のリーダー一人と4人の女性のパーティがテントの撤収をしていた。
この小さなテントに5人が寝ていたとはとても想像できない。















4bf34e47.jpeg5合目を過ぎたゲレンデ付近。
時間は13時頃と思うが、この時間でもまだ登頂してくる人がいる。

一時は同行者を心配したが、歩きだしたら回復し、6合目の避難小屋で休憩したときは、いつもの山友に戻っていた。
汗をかきすぎたため、低体温症の初期症状に襲われたのだろう。

激ラッセル、ホワイトアウト、強風(暴風)、友の異常、未体験ゾーンの山旅が終わった。

野遊人

 

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2013/01/23 11:39 | Comments(1) | 山歩き
冬の伊吹山 その1
20日山友3人で“冬の伊吹山”に行ってきた。
20数年前、子供を連れて伊吹山に来たときはリフトがあり、冬はスキーでにぎわいをみせていたが、今はスキー場が閉鎖され、旅館や売店も殆ど閉鎖されている。
21248cd9.jpegここは1合目。
この売店も閉鎖している。
積雪20cm、ツボ足(登山靴のみの歩行)で歩く。
















36f32f24.jpeg標高720mの3合目。
山頂まで3.5km。
この手前でスノーシューを履く。
前方の小屋はトイレだが、冬季が閉鎖されている。














cdf8dd43.jpeg5合目
本日の天気予報は曇りのち晴れ。
なんとか太陽が顔をのぞかせてくれないか~と祈るが・・・
















26e2f504.jpeg時々雲の間から光がさすが、長続きしない。



















a0b6876c.jpeg6合目の避難小屋。
ここから激登りが始まる。
少なくとも5名のパーティと3名ほどの先行者がいるので、ラッセルする必要がない。助かる。














c723b0493e961a66050dfc7acafe349d3829faab.jpgしかし先行する5人のパーティに追い付き、我々が先頭に立つ。

先頭を3人が交代しながらラッセルする。
このような急勾配では、スノーシューを2~3回蹴りこまないと雪をとらえることができず、前に進めない。

ガスで視界が効かないので稜線が見えず、道がわからない。
窪地や樹林帯の切れ目を選びながら足を進める。
6c22ccbd8a1ebf52d63cf0b47fea2959af41ae2b.jpg山頂近くになるとますます視界が効かない。
もうそろそろ山頂かな?と思った頃、登山道に打ってある杭が出てきた。
後続の仲間に「稜線に出たよ」と告げる。

写真は稜線に出る直前のボク。

しかし山頂がわからない。
危険な領域に足を踏み入れてしまったのではないかと心がびびりだす。

野遊人



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2013/01/22 11:43 | Comments(0) | 山歩き
新雪の大川入山
e8563565.jpeg治部坂高原スキー場の道を隔てた反対側に、標高1,574mの横岳と、標高1,908mの大川入山(オオカワイリヤマ)がある。
成人の日の14日、各地で雪が降った。翌日はボクの休日。
雪山が呼んでいるので、行かなければならない。

登山道入り口に立っている車止めは、雪にすっぽり埋まっている。
積雪は40~50cm
後の展開も知らずにワクワクしてきた。
f792b1a1.jpeg登山道の道標。
平日なのでボク一人だろうと思っていたが、先行者のトレースが伸びている。
正直なところホッとした。
足跡とストックの後を見ると、二人登っているようだ。
















f4ce42f7.jpeg左手に面白い光景。
木を切ったところに雪がしっかりとついて、こんな光景になっているのだろう。
















b49bef9f.jpeg登山口から1.7kmの横岳に到着。
1時間半を要した。
無雪期の倍かかってしまった。
これだけの雪だから仕方ない。
ここから大川入山まで3km以上ある。
ちょっと不安が走る。
















f9ddf2c2.jpeg右斜め前方には中央アルプを望むことができる。
治部坂の峠からもみることができる。

















2698e180.jpeg右手は南アルプス。
青い空と雪をいただいた雄大な光景がたまらない。


















1130815c.jpegこの先で先行者の一人が休憩していた。
挨拶をして先を進むと、さらに一人の先行者が下山してきた。
二人とも何も言わないので足を進める。













cc3a0d3b.jpeg右の頂が目指す大川入山。
まだまだ先は長い。

するとトレースがない。
先行者二人は登頂をここであきらめて引き返したようだ。

かまわず足を進めるが、雪は次第に深くなり、深いところは1mある。
ストックが完全に埋まってしまう。
スノーシューを履いていても膝まで沈んでしまうほどだ。
勾配がきついところではほとんど前に進まない。

ボクもここで撤退を決意。
先ほどの二人と話を交わすと、ここまでの雪とは想像していなかった。
仮に登ることができても、かなり遅くなるから撤退を決めたと言う。
この雪では5~6人でラッセルしなければ登頂できない。
今度はソロではなく、山友に声をかけて仕切り直しだ。

野遊人


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2013/01/17 14:07 | Comments(0) | 山歩き

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